こんばんは![]()
やっと中間テストが終わりました![]()
また色々と信じられないような面白内容(もちろん皮肉ですが
)が出ていたので、その辺はまた後日、報告しますね![]()
今日は学校で使われているiPadなどのスマートデバイスの話です![]()
以前にも、iPadをはじめとしたICTの導入が進んでいるものの、「子どもたちのため」というより、「教師が手抜きをするため」という意味合いが強いのではないかという話をしたかと思います![]()
こららが導入される以前と比べると、
「同等のレベルのものが楽に提供されている」
というより、
「導入前よりも劣悪な状態になって提供されている」
現状から、
「教師が楽をするため」
という表現ではなく、あえて
「教師が手抜きをするため」
という表現にしています。
例えば、実際うちの子が通う中学校の話になりますが
、中間テストのテスト範囲もロイロノートというアプリで配信されるのですが、テストが間近に迫ってもなかなかテスト範囲が定まらず、突然ロイロノートで配信されたり、提出物の案内も授業でされず、突然ロイロノートで配信されるため、ちょくちょくと確認しなければならず、
教師の時短ツール
として利用が進むだけでなく、この教師の時短の源泉が
子ども時間を奪う
ということで実現されたりすることから、明らかだと考えます![]()
決して
・個別最適化
・アクティブラーニング
などは行われていないのです![]()
ここまでは、以前お話した内容の総括ですが、さらに昨今、フィンランド、英国では、こういったデジタル教材の使用から、紙面回帰の流れが起きています![]()
この理由は、ずばり
学力の低下
です![]()
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フィンランドでは2000年代初頭、PISA(国際学習到達度調査)で世界トップでした。
しかし、2022年には読解力14位、数学20位、科学9位に急落![]()
これを分析した結果、
「デジタル化が教育に悪影響を与えた」
ということでした。
中学生に1人1台ノートPCを配布し、デジタル教材中心の授業を展開していたところ、
・集中力の低下
・学習理解の浅さ
・視力や姿勢への悪影響
が問題視され、2024年から英語・数学などで紙の教科書に戻す決定がされました。
どうも、
「若年層の脳はマルチタスクに弱く、SNS通知などが学習効率を著しく下げる」
というのがあるようです![]()
英国でも、2023年から政府が全国の学校にスマートフォン禁止方針を発表し、イートン校などの名門校でもこの流れは進んでいるということです。
背景として、
・注意力の低下
・学習態度の悪化
・いじめやSNS依存の増加
などがあり、紙教材の再評価が進んでいるということです![]()
このように、教師の手抜きを容易にし、劣悪な状態にするだけでなく、そもそもスマートデバイスが子どもたちへ大きな悪影響を与えるものであり、この悪影響を鑑みず、便利さばかりに注目しては、本来の教育の目的は達成できないと考えます。
子どもたちは未熟な存在であり、このために教育が必要であり、だからこそ様々な可能性を秘めた存在であるのに、商業主義の「権化」であるスマートデバイスの教育への導入は、今一度検証し、慎重に判断しなければならない時期になってきていると思います。
中学校選びでも、この観点を入れた方がいいと考えています。