「決断」と「意思決定」の違いとは | 「40代の危機」を乗り越えるために

「40代の危機」を乗り越えるために

40代は、ビジネスでもプライベートでも決断することがたくさんありますね。後悔しない人生を過ごすためにどうすればいいのか?とお伝えいたします。

時々質問を受けることがあります。

「高島さんは、「決断」と「意思決定」とは、どう違うと思われますか?」


私は、こう答えます。

「他人に委任できるのが意思決定であり、自分でやらなければいけないのが決断です」と。

委任できるかどうかが、その分かれ目です。



たとえば、普段の日のビジネスランチであれば。

自分で店を選ばなくても、メニューは誰かと同じものにしても。

そうたいした違いはありません。

もし思ったような味な内容でなかったとしても、仕方ないなで済ますことができるでしょう。


課長であるあなたが1週間海外出張するとしても。

係長に委譲できる権限は、どんなものがあるでしょうか。
定例業務の判断、経費伝票への検印、部下の年休取得などは、委任しても大丈夫でしょうね。



ところが、結婚相手を決める、家を買うとなれば、これは親や配偶者であっても委任するわけには参りません。

自分の人生を左右する、重大な出来事ですから。

やはり、情報や知識を収集するにしても、念入りに行うことでしょう。

そして、決断するにあたっては悩み、考え、迷うことでしょう。

それでいいと思うのです。


ビジネスにおいても。

生産管理はメーカーの生命線とも言うべき重要な仕事ですが、受注情報と在庫情報、生産能力を加味すれば、コンピュータが最適解を導いてくれます。

そのうえで、人間が判断し、材料手配や人員管理を行うのです。

決して、コンピュータが自動ですべてやってくれるのではありません。

人間は、各種のマスタ管理を通じてコンピュータをコントロールするのです。



「マネジメント」と呼ばれる範囲の事柄は、下級職に委任できます。

ところが、「ディシジョン・メイキング」と呼ばれる範囲の事柄は、あなたの職責で果たすべき役割の事柄です。

どんな結果であれ、どんな事情であれ、責任を逃れることはできません。

だから、自分で決断するしかないのです。



特攻観音堂


決断力プロデューサー高島 徹-特攻観音堂