昨今といっても、ここ数年くらいだろうか。
春 桜の季節になると、各テレビ局がレポーターを派遣して、
まだつぼみのままだとか、ようやく一輪開花し始めたとか・・・
まるで日本の重大事のように大騒ぎする。
阿呆か!?・・・・と関西人の私は言いたい(^^;)。
日本各地に、気象台が観測する「標本木」があって、
東京なら靖国神社の特定の桜らしい。
その桜を実際に目を凝らして眺め、5~6輪咲いていると「開花」と宣言する。
こんなバカげた”あそび”、一体何の意味があって、いつまで続けるのだろう?
各局のTV放送が、毎日のニュースの時間帯で似たような放送を行っているのも平和な
日本だから。
・・・良いことじゃないか、などとつぶやきが聞こえてきそうだが、もうやめたら、
と言いたい。
ニュース番組などで、報道すべき事項は国内、国外にあまたある。
とりわけ報道が少ないのは、世界の経済、政治、紛争、気候、災害などの
タイムリーなニュース。
日本の国内にだけ目を向けて、閉じこもっていては、ますます世界に遅れ、
日本は衰退するだけだろう。
たかが桜木の開花からこんなことを言うのは、こじつけがましいが、さびしい思いがして、
ほとほと情けない現状だなと嘆く老人です。
ほら、サクラが咲いてるよ
確かに清楚で美しい、好きです