面倒な人からの連絡はコマメにくるのに、
用は無くとも来ると良いなと思う人からは来なかったりする。

これもきっと
〔オマエじゃない〕と強い印象から、
そう思うだけで、
実際のデータにはならないのだろう。

それも解っているけれど、
〔待ち人〕からの連絡こそが欲しい思いが、眼を曇らせる。

何故だか不可解な事ばかり起こる日、
不吉な事ばかり起こる日、
アンラッキーな事ばかり起こる日。
長時間外を歩かないといけない日に限って、雨。

こういうのも単に自分の印象深い事を、
寄せ集めて、
繋ぎ会わせて、
何らかの物語を読み出そうとするだけで、
本当は現実ではない。

理解はしている。

それでも、
眠りにつく前の微睡みながらヤッパリ厳重に手足が出ていないか確認しなければ、
ウッカリ眼を開いたベッドの外には夜の間は怖いものが潜んでいるし、
夜の闇が覗き込まないようにカーテンはシッカリ閉じる。

そして朝には
特別な日のためのラッキーパンツを履き、
必ず左足から靴紐を結び、
折り畳み傘の有る時に限って雨など降らない事を知っていても降らせない為に傘を握って外に出るのだ。


こうやってツマラナイ、
しかし幸せかもしれない矛盾に満ちた生活は、
そんな愛すべき不合理たちの中に有るのかもしれない。