実両親と義両親のあいだ。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


2月に入って、父からよく電話が掛かってくるようになりました。

私は定期的に父に携帯メールを送っていて、律儀な父はすぐに返信をくれていたのですが・・・
抗がん剤の副作用があまりにひどすぎて、返信を打つことも出来ず、代わりに電話をくれるようになったのです。

その声は苦しそうで、聞いていて私まで辛くなるのですが、母曰く

「 あなたの声を聞いたり、あなたから届くメールに、パパは一番安心感を覚えてるし、嬉しいのよ。 」

と。

そしていつも、「 次はいつ実家に帰ってくるのか・・・ 」と、母と話をしているそうです。


前回1月12日から1週間ほど実家に帰ってから、早1か月が経過。
近くに住んでいたら、電話でもメールでもなく、直接会いに行きたいけど、残念ながら実家との物理的距離は約1200キロ。。。

ああ、もどかしい。。。


自分の両親を想う一方、200キロ離れた距離に住むダンナさんの両親のことを考えれば、今は健康に暮らしている義両親のところにも足しげく通わなければと思ったり。
(嫁の立場としては、そういうバランスを取りながら行動していかないとね。)

それで、今週末は義両親の家に泊まりに行く予定を立てていたのだけど、うっかりもののダンナさん。
土日とも宅直が入っていたことに、今日になって気が付いたそう汗

義母に電話で行けなくなったことを伝えたら、やっぱり残念そうでした。
期待させておいて、そりゃそうだよ~。


義両親にもちゃんと孝行して、自分の両親に対して気兼ねなく親孝行できる娘でありたいものです。