二次試験対策の難しさは、
何と言っても診断協会から正解が発表されない事である。
受験機関から発表される模範解答は受験機関によってまちまちである。
自ずと何をどう対策すればいいのか迷いが生じる。
巷間言われている、過去問を繰り返し解けというのはおそらく正解なのだろうが、
目的を理解していないと単に模範解答を記憶から引っ張り出して書き連ねているという
単純作業の繰り返しという事になりかねない。
しかしここへ来て、微かに光明が見えてきた。
平成29年の事例Ⅰを解くのもかれこれ3回目だが、
第一問の要求解釈をした時に、
「復活させた最大の要因は」という問いに対して
「A社の強みの活用が出来たからか?」という選択肢が思い浮かんできた。
果たして与件文を読みに行くと、それに適応する根拠が埋め込まれている。
答えを覚えてしまったという事ではなく、ロジックが身についた、という感覚事例問題対策でを初めて経験した。
要求解釈時に、ふさわしい選択肢を思い浮かべられるかどうか、そしてそれにふさわしい根拠の埋め込みを
与件文から読み取ることが出来るか、一次試験の知識と合理的に適合させて、
と、平たく言ってしまえばそれだけだが、これまではいざやろうとしても設問を読んでも頭が真っ白になり
何を探しに行けばよいか皆目見当もつかない事がままあった。
だがようやく、思い浮かぶ選択肢を蓄えるため、そして選択肢を引き出す訓練の為、
という大義名分をもって過去問に当たれば良いのだ、と自覚できた。
対策の糸口が見えた気がする。
この糸をたぐると、その先に合格通知が縛られていてズルズルとこちらに近づいてくるに違いない。