ナンパはマーケティング!その2 | 動画制作 株式会社Funusual 代表取締役でくののブログ

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制作したプロモーション動画、日々の気づき、代表のつぶやき、書いてます。

以前、会社のブログで「ナンパはマーケティング!」的な記事を書いたことがありました。

 

動画広告をナンパに例えて考えてみる。

 

今回はその第二段を書いてみたいと思います。

男性目線でのブログになりますのであらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 

よくあるクライアントとエージェンシーとのやりとりの中に

 

 

クライアント「こういう課題点があるのでどういう風にすれば良くなりそうでしょう?」

 

 

エージェンシー「その前に予算いくらだせますか?」

 

 

というやりとりがあります。

 

この会話をビジネスではなく個人の男女間での会話に置き換えてみてみるとどうでしょう。

 

 

 

女「ねーねー、今度の休みどこか遊びに連れていって欲しいなー?」

 

 

男「え、ヤらせてくれんの?」

 

 

 

 

 

・・・言うまでもなく最低ですよね。

 

 

ただ、こういうやりとりはクライアントとエージェンシーの中で日常茶飯事に繰り広げられています。

もちろん両者の気持ちはよーっくわかります!クライアントはなるべく費用を抑えたいし、エージェンシーは費用感がわからないと提案も難しいし。。

でも以前のブログに書きましたが、お互いをしっかり理解する前にいきなりお金(S◯X)の交渉をするのはいかがなものかなと。

 

 

例えば通常二人の男女がいい感じに知り合ったとしたら、相手の好みは何か?どういう男性が好きなのか?何をしたら喜ぶのか?などリサーチしてデートを重ねてゴール(=付き合う or S◯X)しますよね。たまにデート1回目でゴールすることもあると思います。

 

今度はこの行動をクライアント・エージェンシー間に置き換えてみると、

 

男女がいい感じに知り合う=企業同士でキックオフミーティングを行い、ヒアリングをする。→クライアントのことを理解するため、周辺情報を調べる→喜ばれる提案を考える→デートを重ねて=プレゼンを繰り返してゴール(=受注)

という流れになります。

(ここでは「受注」ということをゴールにして話をしています。)

 

 

そしてさらに共通点として言えることは

 

「そこに愛はあるか?」

 

ということです。

男女間でも企業間でも、「相手のことをもっと知ろう」「もっと好かれるようになろう」「もっと喜んでもらおう」と思う努力をしているかどうか。

 

その愛の量によって対価の量も変わってくるというものです。

 

 

これは広告業界だけに限らず、どんな仕事にも言えると思ってます。

ビジネスだからお金の話になるのは当然かもしれませんが、人と人がいて初めて成り立つビジネスですから、やはりそこに「愛」は必要になります。

 

予算がない、仕事がつまらないと嘆く前にまず「相手のことを好きになれているか?」「その仕事に愛を持てているか?」と自問しながら僕も日々精進していけたらと思います。