自社にこだわりがあるか | 動画制作 株式会社Funusual 代表取締役でくののブログ

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制作したプロモーション動画、日々の気づき、代表のつぶやき、書いてます。

こんばんは。動画制作株式会社ファンユージュアルでくのです。



6月に入り、動画制作会社という形で立ち上げたファンユージュアルも半年が経ちました。

普段様々な広報担当の方や代表の方とお会いしてお話をさせていただくのですが、今まで制作にご縁があった企業様にはある特徴があることが見えてきました。

それは、

「自社に明確なこだわりがある」

という点です。
打ち合わせに行ったものの、制作に至らなかった企業様はおそらく、ファンユージュアルが作る動画事例が気に入らなかった、信用がなかった、提案が気に入らなかったなどの理由があると思いますが、その他の傾向として、ヒアリングさせていただいている際にイマイチ「自社をもっと良くしたい」という意欲が感じられない、あるいは自社のこだわりやコンセプトが明確でなく、動画を作って何を伝えたいのかがわからず仕舞い、というパターンが多かったのです。

反対に、「自社は人を育てることに重きを置いていて、それぞれが創意工夫を凝らして仕事をしていって欲しい」など明確なビジョン、こだわりを持っている方はどんどん自社を露出したいと事細かに会社やサービス、商品の説明をしてくれます。

そうやって熱くビジョンを語っていただくとこちらも「この会社のために最高のプロモーションムービー制作を作ろう」となります。
もちろん、前者のタイプもただ単にイメージができていないだけだったり、こちらのヒアリング力が足りなかったのかもしれません。
しかし、「自社のここが素晴らしいところだからもっと世の中にアピールしたい」という気持ちはあるはずです。

何が言いたいかというと、実際、20万、30万かけて動画を作ったとしてもそれだけで集客にはつながりません。
むしろ、作ってからがスタートなのです。

都内に10店舗美容室を経営しているのであれば、10店舗にそれぞれiPadを設置し、それぞれのお店の特色を表現した映像を待合室などで流し、1人のお客様をグループ店舗間で利用してもらうようなシナジー効果を得たり。

新卒採用に力を入れたいのであれば社員皆で企画した採用動画を制作し、社員それぞれのFacebookアカウントで動画を流し、動画に出演した社員も楽しみながら会社紹介ムービーをシェアして拡散したり。


せっかくお金と時間をかけて制作した動画をYouTubeにアップロードしただけで終わり、じゃ効果がないのは当たり前ですよね。

もちろん僕らもクライアント様が見せたくなるような企画案、映像制作を行います。時には2回、3回とコンテを作り直したりもします。
動画を作ったその後のことも併せてご提案させていただいてます。

ただ、クライアント様も僕らも「お互いに会社を良くするために最低限の意欲がないと成果は上がらない」ということです。
「お金払うから後は効果出しといてね」と言えるのは一回の広告費に何百、何千万、何億円とかけられる大企業だけです。

それを今思い返してみると、今まで制作させていただいた企業様はみなさん熱く、時には数時間に及び自社や自社サービスのことを語っておられました。

残念ながら弊社も零細中の零細で大手広告代理店のようなリソースがないため、「後はやっておいて」というスタンスを受け入れるのが難しいのですが、一社一社と丁寧に長くお付き合いできるパートナーとして動画制作はもちろん、制作の枠を超えたご提案をさせていただきたいと思っております。

久しぶりに長々と真面目に書いてしまいました。
ご共感いただけましたらぜひ一度ご縁があればと思っております。
そんなことをふと考え、上海に向かう飛行機の中ブログを書いています。

ということで、これから初めての海外ロケ撮影のオファーなのでした!


追伸
上海はFacebookもLINEもGoogleも使えず、情報が遮断されております。。
アメブロだけなんとか更新できた。。

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それでは!