おはようございます!
今週は雪も降り、インフルエンザも大流行していますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、久しぶりに三浦しをんさんの作品を読んでみました。
温かな日常を描くのに長けた作家さんだと思っています。
今回「木暮荘」というアパートを舞台にしているので、その色がより濃く
出るのではないかと思いながらスタートさせました。
6つの短編があり、抱えている背景もそれぞれ違う。
学生時代から住んでいる花屋の店員さん、70歳の大家さん、
覗きをしている男性、覗かれるのを承知で過ごす女子大生…。
ある意味どこにでもありそうなアパートの構成だけど、
「当たり前なんてないんだよ」と感じられるような背景と日常の数々。
といった印象です。
ほぼ全てでセックスや性的描写があることには疑問を抱かずにはいられなかったけど
悲しみや寂しさと向き合う時、すがるものとして書いてあるのかなぁと思って読んでました。
読みやすさは○、期待していた日常の温かさは△、性的描写に行き着く点はX
こんなまとめです、「この作品が三浦しをん!」という感じではないです。
三浦しをんさんを読み始めるのなら、「舟を編む」や「風が強く吹いている」をお勧めします!
それでは休日楽しもう!!