マクドナルドの店長に対する残業判決が出たのを受けて(かどうかしりませんが)、セブンイレブンも店長への残業代支給を開始しますね。(参照記事 )
セブン-イレブン・ジャパンはご存知の通り、コンビニエンス・ストアのフランチャイズ・チェーン本部です。
フランチャイズは、商標や経営ノウハウ、商品などを提供する代わりにロイヤリティという加盟料を徴収するビジネスモデルです。
フランチャイズに加盟している店舗の多くは本部とは別事業主が経営しており、経営責任は完全に別です。
つまり見た目は一緒でも会社は全然違うことになります。とは言え、消費者から見ると同じ店舗ですので、そこに本部として一定の責任が発生します。よって通常、店舗経営をアドバイスする本部社員が巡回することになります。
コンビニ社員の多くはこのアドバイザー(スーパーバイザーとかカウンセラーとも言います)です。
今回の記事の対象になっている店長とはセブン-イレブン・ジャパンに在籍している本部社員です。
数百店舗セブン-イレブン・ジャパンが直接経営している店舗があり、そこの店長をしているということです。
アドバイザーになる前に店舗経営を研修するという意図もありますし、直営店で色々実験をしたりします。
通常、入社1~3年くらいこの研修をするそうです。
つまり
まだ見習い社員です(ちょっと言葉が悪いですかね)
その見習い社員に対して、店長という職種だから管理職扱い、というのは無理がありますよね?
管理職の定義は下記になると思います。
①十分な権限が与えられ、経営者と同等とみなされる。(経営者との一体化)
②自分の勤務時間を、自分の意思で自由に決められる。(勤務時間が決められていないこと)
③一般社員と比べ、十分な報酬が支払われる。 (充分な報酬)
店長だと②は可能かもしれませんが、①と③はあり得ませんね。
今までこの制度を実施し続けていたということがそもそも信じられませんね。
さらに言うと社内資格や内部にしか通用しない権限のない肩書きで管理職扱いになり、残業代が支給されない例もまだまだたくさんあります。
経営者から見ると残業代は出したくないのでしょうし、フル残業代を支給する体力のない会社もあるでしょう。
気持ちはわかります。仕事もせずに、時間だけ働いて給料を取っていくなんて許せないでしょう。
だからといって無理やり管理職扱いにして残業支給対象外にするのはもっとおかしい。
残業しなくても業務が実施出来るように改善する
成果に対する報酬を払うことを前提とし、時間に対して報酬は払わない ※業務内容によります
残業すると評価が下がる、成果が上がれば、残業代より多くの報酬を得られる
こんな風にしないといつまでたっても改善されませんね
様々な問題があり、私の浅知恵で解決出来るとは思っていませんが、この就業文化は見直さないといけない時期に来ているのだと思います。