前から気にしてはいたことなんだけど


このところ、

レッスンではあまり出ていなかったので

だいぶ良くなってきたのかなぁ

って思っていた


でも

先日の競技会で顕著に出た症状


「early takeoff syndrome(ETS)」


要するに、踏切が早い



そうなる原因は

明確にはなっていないみたいだけど

海外文献なんかを読んで

消去法で原因を探っていくと


ちっぷの場合は

メンタル的な問題じゃないかと思う


全てのジャンプで出るわけじゃないので

視覚や身体的要因とは考え辛い



症状が出る箇所には一定の法則がある


最も顕著に出るのは広い障害間

特にトンネルから距離の長い場所にある

ハードルは結構な確率で落とす


踏切が早くて

着陸ポイントがバーから近いから

ダブルも落とす



難しいスイッチ

難しいSQ


そういうことは、練習すればなんとかなる

失敗する原因も見つけやすいし

ハンドラーの位置や動きを見直して

犬とのタイミングを合わせればいい


でも

普通に跳べるはずのハードルで

踏切が早いっていうのは

ちっぷ自身に覚えてもらうしかないわけだけど

それを矯正していくのって

どうしたらいいのか

さっぱりわからなかった


先日の競技会で

ジャッジのT先生から指摘されて

テクニカルな練習方法をご教示いただいたので

焦らずにそれをやっていこうと思う



とにかくちっぷを焦らせない

煽るようなハンドリングやコマンドをなくす

(その日の1走目は特に!)


練習でも、競技会でも

バー落下したことを責めるような空気は出さない


ちっぷが自信を失うような態度は出さない



ロングジャンプも派手に引っ掛けてから

踏切が狂って

減速して細かく歩幅を合わせるようになった

→結果、ジャンプが伸びずにまた引っ掛ける


そして拒絶するようになってしまった


単品練習して

最近は踏切位置が安定してきたのか

跳べるようになってきた



ETSは完全に回復することはないらしいけど

症状が出ない?出にくい?ように

改善していくことはできる


それを信じて

ハードルに関しても

焦らず地道にやっていくしかないね



今月の競技会も

JAPANグランプリも

たぶん成績とか考えては走れないと思う


なんなら、1年くらいは

競技会では落ち着いて走ることだけ

失格になっても

ちっぷにそう感じさせないくらいに

気持ちよく、自信を持って、楽しく走らせることを

優先していくことしかできないかもしれない


それでも

じっくり向き合っていかないと



そうさせちゃったのは、

たぶん私だからね。。




バーの高さを40cmから始めて
最後は50cmと55cmを混ぜて走ってみた


バーを起点に
踏切位置と着地位置が同じ距離なのが望ましいらしいけど
ちっぷの場合は、特にハードル間が広いところで
踏切位置の方が長い