こんにちは。ご無沙汰です。
連休の最終日、
いかがお過ごしですか?
今日は敬老の日。
お義父さんは数日前から
「今年の敬老会は行かない!」
と言い張り、
ほんとに行きませんでした。
行事が大好きだったのに…。
93歳、親しい人達は
みんな亡くなってしまい、
話す人もいないそうです。
寂しいですね。
歳を重ねることは、
実は”寂しさとの共存”が
テーマのようです。
お義母さんはというと
認知症で要介護3。
このぐらいの要介護度になると、
忘れることに対する
切ない気持ちや寂しさも
自覚がなくなり、
認知症の症状も
ひとつステージが上がった感じです。
今は、よく食べ、よく寝て、
以前よりも元気に。
先日、お義母さんの妹が
突然亡くなったんです。
夫が通夜と葬儀に連れて行きました。
実の妹の死に落ち込んで
体調を崩すのかと心配しましたが…、
大丈夫でした(笑)
葬儀では
死んだということは
認識したようですけど、
すぐに忘れてしまったのか…。
昔のお義母さんは
心配や不安、
悲しみで頭がいっぱいになり
よく泣いていましたが、
なんだか今は
達観しています(笑)
認知症の初期は
本人もやるせない気持ちで辛く、
忘れたり、
できない自分を責めたりしていました。
「つまらんようになった」
(広島弁でだめという意味)
と何度も言っていました。
「死ぬのが怖い」とも。
今はネガティブな感情に
支配されずにすんでいて、
なんだか数年前よりも元気。
今日も元気に
デイサービスへ出かけました。
この世界、
必要のないものなんてないのですね~。
認知症の忘れるという症状に
心が救われるなんて。
自閉症の人達は
記憶することに得意な人が多く、
僚くんもその一人です。
映像が写真のように鮮明に
記憶されます。
自分の興味のあることは
とくに記憶が発揮されます。
だけど、
それが災いになることも。
生きていると
良い事ばかりではありません。
辛い現象を見てしまうと、
それが僚本人が言う
「トラウマ」
として残り、
忘れたくても忘れられません。
ときどき再燃され、
強迫観念が今でも起こります。
「考えても仕方ない!」
と言って
思い浮かんだことを
シャットアウトします。
東日本大震災の時は
とくにしんどかった。
当分苦しかったです。
自閉症の人達の生きづらさです。
職場、親子、友人など
あらゆる人間関係の悩みを
聴かせて頂くと、
水に流せないないほどの嫌な体験や
お辛い感情を抱えておられることに
気づかされます。
そのことが忘れられず、
許せない感情が
心を支配してしまうと、
ご本人は
本当にしんどくて生きにくいです。
無理もない…
と思うこともしばしば。
しかし同時に、
今を生きれないのは
悲しいなと思うのです。
私は何がご本人にとって希望の光なのか、
お話を聴きながら見ていきます。
そう考えると、
忘れることって
悪いことではないように思いませんか?
先日、リンカフェさんで
https://www.instagram.com/hana87rin/?hl=ja
マヤ暦のセッションを
させて頂きました。
毎月1回伺い、
もう一年になります。
ランチに訪れた
高齢のお母さまと実の娘さん。
その娘さんが
セッションを受けられました。
(この方、私の絶対反対KINでした!)
認知症のお母さまも横に座られ、
お人形を抱っこし頭をなでながら、
「ちえこちゃん」
と声をかけられます。
ちえこちゃんは、
一緒に座っている
娘さんのお名前なんです。
ついこの前
お見かけした時のお母さまは
歩くのもしんどそうでしたが、
とても元気になられていました。
先日、
お母さまと一緒に
愛車キッチンカーで
広島から北海道まで行かれたんですって。
「北海道に行ったら
元気になりました。」
と娘さん。
杖なしで歩かれるのです。
「良かったですね~」
とお母さんに声をかけると
「冒険が好き、
お父さんは発明家だった」と。
三人で大笑いしました。
店主のゆう子さんが
お人形さんに椅子を…♥
なんて穏やかで優しい時間♥
私は幸せでした。
人って、
忘れるほど幸せになれるのですね。
そしてやはり
「楽しい」「ワクワク」が
生きるエネルギーのようです。
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