こんにちは。

 

3月16日父が亡くなり、

2か月が経ちました。

この間、

いろんなことが分かってきて

驚いたり、涙ぐんだり、感謝したり…。

季節が変わっていくように

心の持ち方も変化しています。

 

親を亡くす寂しさと

配偶者、私で言うと

夫を亡くした母の気持ちは

微妙に違うように思います。

 

夫婦は血の繋がりがありません。

だからこそ、

喧嘩もひっくるめて

コミュニケーションを常にとることで

夫婦は成立するのです。

だから、

とてつもなく寂しいんだなと

母を見て感じます。

 

 

実家を訪れると、

泣いたような顔をしている母に

出会います。

仕方ないことだと言いつつも、

何度も父のことを話しています。

 

 

先日、母がビデオを見ていると

私が初めて出産し

長男の成長を記録したビデオが

見つかったそうです。

 

両親にプレゼントした映像が

ハードディスクに入っていたのが分かりました。

 

父はいつもテレビを見ていたので、

 

「お父ちゃん、

 いつも見とったんじゃろうね。」

 

と、話しました。

 

そんな母も最近、

大好きな運動を再開しました。

 

79歳ですが

ソフトバレーとミニテニスの

同好会に入っています。

 

「心配したんよ」

 

と、みんなに声かけられて嬉しかったと。

 

人は人の中で

癒えていくものだと感じます。

 

日にち薬という言葉をご存じですか?

 

悲しみを治す薬はありません。

けれども歳月が薬になる。

時間が心の傷を癒してくれる。

すっかり忘れることはできないけれど

何かに夢中になっていると

その時は忘れることができる。

 

 

 

自閉症の人達は

この忘却ということが

難しい人が多いです。

 

インプットされたものは

いつでも思い起こせるように

格納庫に収められている感じです。

 

「〇年〇月〇日、

 お母さんは〇〇したよね」

 

と、私がすっかり忘れていたことを

自閉症の次男は言ってきます。

 

それも大概、

自分が損したことを

根に持って言ってきたりしますから

「ほお~」と驚くのです。

 

 

今回、次男は父の死を

どうしまい込んだのでしょう?

 

障がいの人達に

インパクトのありすぎる悲しい出来事を

どう伝えたらよいか迷いますね。

 

先日の子育てサロンでも

話題になりました。

 

心の傷が深く、

その後の生活に

支障を起こしてしまうこともあります。

 

病院へのお見舞い、葬式、火葬場など、

その都度、

夫や長男をはじめ実弟など、

みんなと相談しながら

次男の対応を行いました。

これもありがたかったぁ。

 

日にち薬

効きの悪い人もいますので、ご注意を(笑)

 

 





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自閉症の次男が

描いた絵やイラストたちで

人や街を元気にしたい…

 

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