桜が咲き始めましたね。

 

身近で大切な人が亡くなったとき

自閉症の次男は

どう受けとめるかな…

 

これは以前から

私にとって

気がかりなことでした。

 

 

保育園のとき、

猫が

車にひかれて

死んでいたのを見て

パニクって走り回り、

大泣きをしたことがあります。

 

 

 

また、

障がい者の就労支援を

していたとき、

ある企業で聞いたお話で、

長年、真面目に働き

とても貢献していた

障がいの社員が、

母親の死をきっかけに

出勤できなくなった…

 

そんな話も聞いていたんです。

 

 

そして…ついに

 

その時がやって来たのです。

 

 

かねてから療養していた

父の容態が急変しました。

 

 

「夜中におじいちゃんが

 死ぬかもしれない。

 そしたら

 りょうくんは一緒に病院へ

 行きますか?」

 

と、たずねると、

 

「僕は行きません。

 お留守番します。」

 

あっさり断られました。

 

 

病院、

苦手だし、

おじいちゃん見るのが

怖いんよね。

 

 

そして、ついに、

父が亡くなったことを

伝えました。

お通夜とお葬式があることを

伝えると、

すっと理解したんですよね。

初めてなのに…。

不思議ですよね。

どこかでキャッチ

してるんですよね。

 

わかってなさそうに見えて

アンテナ📶はってて

どこかで見てるんです。

 

 

お通夜の日

葬祭場に到着し、

棺の中で眠る父を見て

声を出して泣いていました。

 

 

通夜の間は

静かに座ってました。

 

次の日のお葬式も

泣くこともなく、

静かにしてました。

 

 

ああ、

大人になったね~

りょうくん。

 

父も

びっくりしてるわ、きっと。

生前は次男の将来のことを

心配してました。

 

 

そして出棺。

火葬場へみんなで行き、

次男も一緒に

最後のお別れをしました。

 

いよいよ父の骨を拾うとなると

 

 

「僕は待合室にいます。」

 

 

そういって

一人待合室で待つことに

なったんです。

 

 

嫌なことを

嫌と言えることは

大事です。

 

 

さて、

お葬式が終わり

家に帰ると、

 

「お母さん、

 僕はね、悲しかったよ。

 2階で泣くよ。」

 

そう言って、

久しぶりに

お決まりの儀式が始まりました。

 

 

「おーい、おーい、おい😭⤵️⤵️

 

 

号泣、雄叫び、

家中、響きわたる泣き声です。

 

これまで

辛いことや

悲しいこと、

ストレスがたまると

大泣き💦😭💦をすることで

発散してきました。

 

「スッキリしたよ」

 

あははは(笑)

働きだしてから10年、

あまり泣くことはなかったのですが、

久々に泣いてました。

 

 

初めての身内の死。

次男なりに感じてて、

表向きには

頑張ってたんですね。

 

 

翌日は

いつものように

仕事へ向かいました。

 

父が亡くなったことは

寂しいですが、

次男の成長を

感じることができました。

 

 

私自身、

親を亡くした体験をしつつ、

次男の親亡きあとを考えることが

今の私のテーマです。

 

 

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