今朝は自分で焙煎したコーヒーを
頂きました💓
香りが豊かで、とっても美味しいです。
昨日、夫から
「読んでみて」と渡された新聞記事です。

記事の内容はというと、
通常学級で
障がいの有無にかかわらず
子ども同士が関わり合いながら
学ぶことについて、
今後への問いかけです。
25年以上前になる
自閉症の次男の頃と今は
環境が変わってきたと思いますが、
根っこの部分の教育課題は
変わらないんだな~と感じました。
新聞を読んで思い出したことがあります。
自閉症の次男が小学校へ入学したとき、
漠然と私の中で
「6年生の修学旅行では同級生と一緒に楽しむ」
という
目標というか願いをもっていました。
なるたけ
同級生の子ども達と過ごす時間が
多くあるといいな~と思っていたのです。
しかし、
学年が進むにつれて、
それも難しくなっていきました。
集団で学ぶ場合、
自閉症の息子にとって教室は広すぎて、
たくさんの刺激が耳や目から入ってきます。
例えば…
黒板、掲示板、窓からの景色など視覚的な情報
友達の声、先生からの指示など聴覚への情報
目と耳への情報が満載だと、
今どこに注意をむけるのか分かりづらく、
45分間の授業を
じっと座っておくのも難しかったです。
また、
学力の差も出てきた要因もひとつでした。
結局、
6年生の修学旅行、卒業式は
同級生同士の関わりが少なく、
終わってしまいました。😢
それは次男の障がいだけではない、
実は担任の先生と私との関係に
ぎくしゃくがあって、
最後まで穴埋めできなかったこともあります。
こうして振り返ってみると、
子どもたちの環境には
”大人の事情” が影響していますね。
私は、
中学校をどうするかという進路問題と、
5年生から持ち上がりになるはずだった先生が
転勤されたことなどから、
6年生の最初は
かなり焦りや不安がありました。
そんな思いの中、
担任との
コミュニケーションの行き違いが発生、
私は苛立ちをぶつけてしまい、
信頼関係が築けなかったのです。
まさに
”大人の事情” というものが
生まれてしまったわけです。
柔らかい心でいるためには、
”ゆとりをもつ” って大事ですよね~。
最近、虐待のニュースや
「189」という映画を見る機会があり、
親はもちろんのこと、
子どもや障がい者、
高齢者などを援助する専門職が、
自分を俯瞰できる場所
仲間の存在
大切だな~と思っています。
”大人の事情” で、
子ども達や援助の必要な人達が、
辛い気持ちや寂しい思いを
しないようにしたいものですね。
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