師走…寒いですね~。
久しぶりに
自閉症の次男が働く
就労継続支援A型事業所へ伺いました。
※就労継続支援A型は、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス
北へどんどん車を走らせると
辺り一面 雪景色 ![]()
その先は高くそびえる中国山地。
なんか心がスッとして落ち着きます。
事業所に着くと
障がいのある利用者の皆さんが
「おはようございます❗」と
元気な挨拶でむかえてくれました。
心が洗われて
そしたら途端に
気持ちがほっこり💓
さて、
作業を見学してみると…
おお✨
一際目をひいたのは
小松菜を収穫している彼。
次男と同じ自閉症です。
特別支援学校高等部を卒業し
入社3年になります。
入社したての頃の彼は
お喋りが大好きで
動きもじっとしてなくて
帰りのJR駅では
いつも次男と
(」 ・ω・)」三=一☆ ビーム✨
ウルトラスペシューム光線しあって、
お別れしてました
そんな明るい彼が
なんと
落ち着いて黙々と小松菜を収穫しています。
「入社した最初の頃は、
ビニールハウスから出て行くこともあって
追いかけてました。」
と、指導員さん。
じっとするのが苦手な彼を
根気よく
作業指導されたんでしょうね。
私が彼をほめると
いつも見守っている指導員さんの顔が
ほころんでました。
目の前の作業を
コツコツ コツコツ 毎日こなし
いつの間にか
自分の役割であるという
自覚が生まれ
それが自信となっていく。
仕事が人を作るんですね~💓
彼の姿
母さん見たら泣くな~
それから
入社して11年経つ
土耕のリーダーである彼↓を紹介します。
土耕のメンバーが
彼をリーダーに決めたそうです。
リーダーの手は
職人の手だぁ
「私が大変そうだと分かると
何も言わんでも
作業が分からない利用者に
教えるんですよ。」
と所長さん。
職員さんが忙しいのを察知して、
まだ未熟な人に作業を見せて
教えていました。
何よりも
全体を見渡せることが凄いよ、リーダー。
それがね、
自然なんだな~。
言葉で語ることはできなくても
作業を見せながら
ちゃんと伝えてる。
白ネギが雪で倒れるのを防ぐために
テープを張り
棒にくくりつけるんですが
難しい結び方なんです、
利用者さんにとっては。
それがね、
「わからん😭💦💦」
と言いつつも
諦めないんですよ、皆さん。
粘って粘って取得されていくんです。
この粘り、
どうやったら身につくんでしょう。
私はここを
皆さんと共にシェアしながら
考えていきたいです。
一人一人の得意なことを出しあって
一つのチームとなって
作業が進んで行きます。
それは障がいなど感じさせないのです。
コツコツと働く手は
素晴らしい
働き手となる!
私は日々、
仕事と向き合えない方
職場の人間関係に悩む方
自分のやりたいことがわからない方
様々な相談を聴かせて頂いてますが、
理屈ではないのかも。
まずは
今できることで
手と体を動かしてみよう。
働く現場に答えがある。
私はこのように
働く意味だったり
働く幸せを
これからも
皆さんと共に考え伝えていきたい。
自閉症の次男も
来春で入社10年をむかえます。
これからも働き手となって
土と向き合ってくれると思います
久しぶりの投稿に
お越し下さって
ありがとうございます💓




