今日は朝から
うるうるしてます。😢
自閉症の次男が3歳の時、
北部療育センター
(現在 : 広島市北部こども療育センター)
親子教室に通っていた
当時の連絡帳を読みました。↓
悲しいから涙が出るのではなく
若くて
必死だった自分が
愛おしい…。
当時、
「言葉が出ない」
私の頭の中はそれのみ、でした。
(昔から何事も一途)
北部の親子教室では
いろんな遊びを通して
親と子の共感を育む
遊戯療法を行っていました。
正直、
こんなことしてて、
ましてや週に1回だけ、
ほんとに育つの?
言葉は出るの?
と、悶々としてました。
焦ってましたね~。
まわりの子達と比べてました。
そんな時、
中国新聞に
「言葉と聞こえの相談室」だったかな。
相談の案内が掲載され、
これだ☝️と思い、
すぐに三原市社会福祉協議会へ
予約しました。
翌日の日曜日の朝、
子ども達を夫に預け
広島市から三原市まで
鈍行で向かいました。
お金がなかったぁ
行きの道中
忘れられないことがあります。
その日の朝刊
いや号外だったかな。
淳くんが殺害され
そのご遺体が見つかった
という記事を
目にしたのです。
少年A…
皆さんも記憶にあるのではないでしょうか。
実は
この事件が報道されはじめた直後、
淳くんの写真が新聞に掲載されたのですが、
この写真の様子から、
淳くんに障害があるのではないかと
先輩母さんと話していたのです。
新聞を読み、
我が子と重なって
涙が溢れたと同時、
疑うことを知らない障害の子達を
社会から
どう守ればいいのだろうかと
憤りを感じました。
この事件をきっかけに
“守らなきゃ”
という感情が強くなったと思います。
これは後々、
思いが過剰になりすぎて
しくじり経験、満載
このしくじりについては、
また後日。
半泣き状態で社協に着き
広島県立三原保健福祉大学の
(現:広島県立大学三原キャンパス)
城先生が対応してくださいました。
今の複雑な思い、
先への不安、
言葉が出ないこと、
北部療育センターへ行く意味があるのか、
夫にも
家族にも
友達にも
誰にも言えなかった
自分の気持ちを
溢れんばかりに伝えました。
穏やかなまなざしで
先生は聴いてくださり、
机に座って絵カードを見るお勉強では
言葉は出ませんよ。
机にじっと座るのも苦痛でしょう。
北部の先生には
ありのままの気持ちを伝えなさい。
大丈夫、受けとめてくださるから。
お母さんの生き方を
背中で見せてあげればいいんだよ。
優しく
時に微笑みながら
話して下さいました。
辛すぎるほど
家族には言えないものです。
頑張る心が強い人ほど
自分の気持ちを出すことをためらいます。
私は受けとめてもらえたことで
少しだけど
勇気が湧きました。
ありのままの自分に戻れるんですね。
帰りの電車のなかで
北部の先生達に
しっかり相談しようと決めました。
忘れられない
鈍行の旅
自分と向き合う良い時間でした。