で、続き。
フランスの小さな造船所で定年を迎えた技師が、自分一人で作り上げた船を操り、運河を1月掛けて北海まで旅する。家その他の不動産は全て処分し、船上生活者になってしまうのである。もちろん妻も一緒である。時速8kmでの旅は優雅であるが、時に危険も伴う。貨物船とのすれ違いや「ロック」と呼ばれる堰の通過は油断ならない。しかし、ヨーロッパがあんなに運河が発達しているとは。確かに大型貨物輸送が困難な時期には運河は重宝であったろう事は察しがつく。それにしても網の目に走っている水路は圧巻である。その中でもベルギーの「インクライン」は、もの凄い規模である。「ロック」の一つなのだが、高底差70メートル近くを渡す為に、水槽に船を浮かべて一気に下ろしてしまおうという途方もない設備なのだ。実際に映像で見ても信じられない光景だが、台車に載ったバカでかい水槽は、TVではスケール感が出ないので、おもちゃが動いている様である。是非一度、生で見たいものである。<つづく>
フランスの小さな造船所で定年を迎えた技師が、自分一人で作り上げた船を操り、運河を1月掛けて北海まで旅する。家その他の不動産は全て処分し、船上生活者になってしまうのである。もちろん妻も一緒である。時速8kmでの旅は優雅であるが、時に危険も伴う。貨物船とのすれ違いや「ロック」と呼ばれる堰の通過は油断ならない。しかし、ヨーロッパがあんなに運河が発達しているとは。確かに大型貨物輸送が困難な時期には運河は重宝であったろう事は察しがつく。それにしても網の目に走っている水路は圧巻である。その中でもベルギーの「インクライン」は、もの凄い規模である。「ロック」の一つなのだが、高底差70メートル近くを渡す為に、水槽に船を浮かべて一気に下ろしてしまおうという途方もない設備なのだ。実際に映像で見ても信じられない光景だが、台車に載ったバカでかい水槽は、TVではスケール感が出ないので、おもちゃが動いている様である。是非一度、生で見たいものである。<つづく>
