yamakiのブログ -83ページ目

yamakiのブログ

大学生です。アニメとかゲームとか特撮とかテキトーに書いてます。メッセージは送られても見ない可能性大です。

個人的に行った「巨人たちの肖像祭り」いかがだったでしょうか。

「1時間に一更新なんてマネしやがって!死ね!」

という意見が大多数だと思います。

ごめんなさい。でもまたやります。

祭りをした次の日のアクセス数は311と過去最多のアクセス数でした。

まぁ5年ちかくブログ開設してるのに300超えた事が無いってのがこのブログのクソさを物語ってますね。

ですが祭りのあとの残り香というのは悲しいものしか無く、アクセス数が61にまで落ち込みました。

まぁ確かにペタを見ても企業とかアフィ系のクソみたいな奴しか来てなかったので以下お察しという感じだったのですが。

まぁ1夜だけでも夢を見れたので良かったのかもしれません。

?「これがいい夢でたまるかよー!」


ちなみに311アクセス数の証。

真っ白な世界に包まれ、そこには巨人がおり、そして少し先には淳と3人の男の子が現れ、3人の男の子は淳をいじめている。というような状況だった。そこに俺が困惑する暇を与えなかった。1人で羽交い絞め、2人で殴りかかるという構図ができていた。

「やめないか!」

俺は男の子3人を止めるために駆け寄り、手を伸ばす。

スカッ。

確かにイジメをしている男の子を手をつかんだはずだが、何も掴んでいなかった。空振りしたかのように手応えがなかった。

「無駄だ。やめたまえ。」

巨人はまた静かに俺に話しかける。

「今の君と私はただの幻想だ。この世界ではなんの意味ももたない。」

「私はきみに真実をお見せしようとは言ったが、真実を変えてくれ。とは言ってないのだ。」



「何を言ってる?」

俺は巨人の言う意味が分からなかった。

「君は死んだ3人を見たくてあの場に居たのだろう?ならば君は見るという権利以上のことはしてはならないはずだ。」

巨人の言葉はどこか哲学的に感じた。

「なるほどな・・・・これはいわゆる再現映像ってことかよ!」

「私は頭の柔らかい人間は好きだ。」

要は正解という事らしい。

「指をくわえて見てることしか出来ないのか・・・・」

こうして見てる間にも男の子3人の淳に対する罵詈雑言は激しさを増す。

なんで裕太が死んでお前が生き残る!裕太はお前なんかよりいい奴だった!

そんな言葉が重くずっしりと俺の心に響く。

そう俺自身もその場に居合わせ、裕太と呼ばれる少年がUBの中へ食われていくのが見えたからだ。だが、どちらが死んで欲しくてどちらが生きて欲しいとは俺には思えなかった。

「なあ巨人さんよ。」

俺は巨人に自ら初めて話しかけた。

何かね。とこのような状況でも落ち着きのある声を平然と出す巨人。

「あんたは命に優劣があると思うかい?」

俺のその声は今にも口から悔しさがこみ上げてきてる。そんな声だった。

「すまないが、私は人間の価値観で測れるほど賢くはないようだ。YesともNoとも答えられない。」

巨人の回答に俺は「そうか。」としか返せなかった。

「もう一つ質問だ。あんたには命って感覚はあるのかい?」

「ある。が、それだけだ。命という存在があるという。」

「そうか。」

巨人の言葉はどれも完結しすぎていた。それ以上の感想が出てこない俺は自らの歯がゆさを嘆いた。

「よく見ていたまえ。」

「君は今からのシーンを判断しなくてはならない。」

巨人はそう言うと、とある方向を指さす。淳がいる方向だった。俺は淳の方へ目を戻す。

「何が始まるというんだ・・・・?」

淳に対する事は暴言だけでなくもう手は出ており、腹にパンチを2、3発は打ち込まれているという状況だった。

「巨人って奴だってなんでもっと早くこないんだ!あいつさえ早く来ていれば・・・・死なずにすんだのに!お前が死んでるって未来だったかもしれないのに!」

先輩のその言葉に淳の目が見開く。倒れかかった体は持ち直す。

それでもフラフラと不確かながらも立ち上がる淳。

「ふざけんな・・・!そんなに言うならお前らが死ぬんだよ!死ね!」

淳の背中から黒いオーラが立ち込める。

オーラが煙のように男子生徒2人を囲んだ。そのオーラに驚いたのか羽交い絞めしていた生徒も羽交い絞めを辞め、殴っていた2人にくっついた。

「なんなんだ・・・・これ・・・・」

男子3人と俺の声が被る。

男子生徒3人の空間だけ黒く染まっていき、この白い空間と対照的に不気味さを演出していた。

「命も大切に出来ないなら!お前らは消えろ!」

淳がそう言うと黒いオーラは一瞬にして真っ赤な炎へと変わった。



3人は苦しみ悶える。業火の炎に焼かれ、炎はより燃え上がる。

「熱い!熱い!熱いんだよぉぉぉぉぉぉぉ!」

3人の少年はそう言い残し、灰に変わっていった。

俺はその光景のせいで両手を口にし、戻しそうになってしまう。

「もうやめろよ!こんなこと!これじゃただの人殺しじゃないか!」

だが俺の声は届く筈がない。これはあくまでリプレイ動画のようなものなのだから。

「巨人!なんでお前はこんなものを・・・・!俺に・・・・!」

俺の頬は涙に濡れていた。今の無慈悲で無情に泣いていた。

だが、巨人は答えない。ただ一言、

「すまないが時間は無くなったらしい。また会える日を。さらばだ。」

それだけ答え、サーっと巨人の体が白い世界に砂のように溶けていく。

「待て!待ってくれ!」

俺はそう叫ぶが、勿論待つ訳もなく、巨人は消えていった。

「全ては君に繋がっている・・・・。」

最後に巨人はそう言っていた。俺がそれが気がかりだった。





「大丈夫ですか!」

そんな声が遠くから聞こえる気がする。まだうっすらとしか目を開いていない為、全部を把握はしていなかった。

ふと無意識に目を開く。さっきまで目を閉じていたという記憶すらもない。覚えているのは巨人が見せてくれたあのリプレイ映像・・・・・。

俺は巨人なる野郎とあんなものを・・・・。

目を開くと女性が懸命に自分に声をかけている。

「美智子ちゃん・・・・?」

俺は目を開いて2秒くらいで気づく。

「よかった!目覚めてくれて!もし目覚めなかったらどうしようかと・・・・」

「俺は一体・・・・?」

ふと思い出す。巨人と会話・・・・いや、あれは少し会話とは違う。そんな生温い言葉で形容してはいけない。だがそれ以前のこの学校に来たあとの記憶がほとんどないのだ。確か淳を保健室に運んだような・・・・・。

だが今の状況は俺はコンクリートの上に寝そべって倒れており、美智子ちゃんに介抱されているというような状況であった。

「俺は・・・・一体・・・・?じゃないわよ!」

考える暇もなく美智子が喋りかける。

「とりあえず保健室に行くわよ!」

美智子に連れられるがままになりそうになり、

「今から会社戻らなきゃ行けないんだ。ごめん。」

そう言って学校を後にした。

淳に会いたかったが、後にしてしまった以上は仕方ない。とりあえず今は作業に入る方が優先だ。

「俺は本当に巨人と・・・・」

あの不思議な世界がなんだか確信は無かったが実感は大いにあった。なんだか矛盾しているようにも思えた。

「俺は本当に巨人の声を聞いたんだよな・・・・?」

全てが不確かだった。だが今やるべきは会社に戻って写真を届けることだった。
「こちら実。やはりUBの手がかりは見つかりそうにもない。」

実はタバコを吸いながら耳にかかった小型無線機で通信する。

彼は今、UBが穴を掘って脱出した場所にいた。

「了解。だが、もう少し調べてくれないか?」

小型無線機の応答主は拓也だった。

「だから無いって・・・・」

ため息をついて返すも拓也には根拠があった。

「UBが地中を掘った周辺には地下駐車場があったはずだ。少なからずそこにも被害が出てるはずなんだ。」

拓也は冷静に分析するが、

「それももう調べたが見つからないな。駐車場周辺はUBが出てきていても機械は正常に稼働していたそうだ。」

実の解答は拓也の予想を裏切る結果だった。

「ならどうやってあの巨体を隠す?あんなでかいのを隠すなんてよほどのスペースがないといけないはずだ。」

拓也の意見は至極真っ当なものであったが、

「わからん。地下に潜ってすぐに縮小化する。とかなら辻褄あうんだがな。」

これは科学者としての扱いも受けていた実としての言葉としてはひどいものだった。いきなり体を縮小するなんてのはナンセンスで非科学的だったからだ。

「もしそれが本当ならこの地球上の生物の常識は無かった事になるぞ。」

拓也の言葉はごもっともだ。大の大人がなにもしていないのにいきなり縮むのですら不可能なのにそれより何倍もでかい生物がそんな事をできるとは思えない。

「相手はUBだ。俺たちの常識が意味を持たないという可能性もある。」

実はそう言い放ち、吸い終わったタバコを捨てる。

「発生も無いというのか・・・・?」

発生とは生物が起こるすべての始まりであるが、なぜかそれも疑いたくなった。拓也のこの質問も至極ごもっとものことであった。

「さあな。UBの世界じゃ手を繋げば子供が産まれるのかもしれんしな。」

実はそう言い、少し汚く笑ってみせた。ジョークのつもりだったが正直それもありえるのでは?と仮説を立てていたからだ。

「もう一つの空を飛んでいたUBはどうした?」

拓也の無線先の言葉からズズズッと音が聞こえる。おそらくなにかを飲みながらこちらに話しかけているのだろう。

「あれはダメだ。そこそこ探したが破片の1つも落ちちゃいねえ。」

破片調査にも人員と時間を割いた。だがなんの成果も得られなかったのだ。

「飛行するUBなんて初めて見たんだ。意地でも見つけて対策を立てたい。なんとしても見つけてほしい。」

拓也はそう言い、無線機の電源を切ろうしたが、

「巨人が早急にUBを倒す。以外になんか対策あるのかよ?」

実のその一言で電源を切るのをやめた。

実の言うことは図星だった。今のUBに対する対策はそれしかなく、開発した武器が役に立った覚えは無く、無力だった。

「大の大人が子供一人に頼りっぱなしってのが恥ずかしくてな。」

電話越しに聞こえて来る拓也の声は聞いてる実も情けなくさせた。

「まあ考えても仕方ないさ。とりあえず新兵器の開発とまだ終わってない宿題について脳細胞を使うことにするさ。」

「まだ終わってない宿題?」

実の言葉に聞き返してしまう拓也。

「いつぞやのガキの事件のことさ。まぁとりあえず切る。そっちに戻ったらまた頭を働かせる事にするさ。」

実の電話はそれで切れた。





「すいません、こいつ急に倒れてしまって・・・・。」

俺はいきなり倒れた淳を背負って保健室まで来た。

「あとはこちらで彼の面倒は見ますよ。」

そういって保健室の先生は淳をベッドに寝かせ、カーテンを閉める。

中年のおばさんの女性だった。

「どうもすいません。」

俺は深々と頭を下げる。

「では、俺はこれで。」

俺は外に出てベンチに座る。

「僕が殺したんです・・・・」

淳のそんな言葉が頭を駆け巡る。

誰を?何を?なんの目的で?分からなかった。

ただ一つ一番ひらめいてはならないならない事をひらめいてしまった。

「剣道部に所属する3人の少年は淳によって殺された。」という事だった。

だが、殺し方に辻褄が合わなかった。

公式の発表はまだだが、淳には先輩2人を殺せる力は無いと思っているからだ。

言葉の意味は最後まで分からなかった。

「あいつは一体何が言いたかったんだ・・・・」

とりあえず現場に行ってみることにする。殺された現場に。

「とりあえず見る価値はあるよな。」

そう言って俺は現場に走った。


現場は俺がいた場所からそう遠く離れていなかった。

1階トイレの裏。

東校舎のそこはあまり人が通らないところでもあった。

「一体ここで何があったんだ・・・・?」

さすがにもう死体は撤去されており、keep outや立ち入り禁止と書かれた黄色いテープが貼られていた。

「ここで一体何が・・・・?」


そこに踏み入れると俺は光に包まれた。

「全ては君に繋がっている・・・・」

謎の声に導かれ、俺は後ろを振り向いた。

そこには光があった。それは人の形をしていた。

顔は無く、光をそのまま人の形に投影しました。というものだった。真っ白な光だった。

「巨人・・・・?」

間違いは無かった。赤い十字のマークが見える。そしてシルエットが巨人そのままにしか俺には見えなかったからだ。

「君がそう呼ぶのなら私は巨人を名乗ろう・・・・。」

落ち着いた男の声だった。

「君とは2回目・・・・いや、ここでは初めてか。」

「俺はあんたみたいな不気味なのにあったことないよ。」

巨人の意味のわからない言葉を軽快に返しながら話は続く。

「お前は一体何者なんだ?何を求めてここへ来て、何の為に俺たちに力を貸す?UBとは一体なんなんだ? 」

俺は積もに積もった疑問の山をぶつける。

「君の質問に答えてはみたいが生憎私にそんな時間は無い。」

巨人は淡々と返す。

「ふざけんな!お前は俺たちに説明する義務があるはずだ。」

俺は落ち着いた巨人とは反比例するように感情的になってしまう。

「私も久方ぶりに人類と話せると思い、楽しみにしていたが、先程も申したように、時間がないのでね。」

巨人はそう言うと手を大空に向かって開いた。

そうすると青い大空が白く染まっていく。地面も、学校も。近くの山でさえ。

「なんなんだよ!これ!」

俺は意味のわからない状況に陥り、パニックのようになってしまう。

全てが白に変わり、巨人のシルエットと赤い十字のエンブレムがなんとか認識出来るほどしか無かった。

「君には特別に真実をお送りしよう・・・・。後ろを見て欲しい・・・・」

俺は言われるがまま後ろを向く。

そこには淳がおり、それを取り囲むように制服を着た男子生徒が2人いた。

「なんだよこれ・・・・」

男子生徒2人が口汚く淳を罵っている。

この風景は・・・・イジメだ。

「これが・・・・真実・・・・?」

そう独り言を言うと巨人は静かに頷いた。