先日からちょくちょく読んでいたんですが先ほど読み終えたので感想を書きたいと思います。
タイトルの通り今回のネタは「仮面ライダー555」の小説版です。

数年前から東映の平成仮面ライダーの小説が発売されています。
今回は仮面ライダー555を買って来ました。
仮面ライダー555の小説はリアルタイムで発売されていた「仮面ライダー555異形の花々」という小説が発売されていまして、今回の小説はそれの再録とプラスアルファの小説となっております。
異形の花々は555放送終了後プレミア価格となっていましたからね、1回読んで見たかったんですよね。
ストーリーはTV版とも映画版とも違うパラレルの話でした。
軽くストーリーを書いておくと
人類が進化した存在、「オルフェノク」。彼らは本能的に人を襲い、影で人を喰らう存在であった。不意にオルフェノクとなってしまった木場。彼はオルフェノクでありながら人間を守るという生活をしていた。そして彼は「人間とオルフェノクの共存」を望んでいた。
そしてオルフェノクと人間に巻き込まれ、半ば無理矢理555へと変身してしまった乾巧。
彼らは一体どうなってしまうのか。人間とオルフェノクは共存できるのか・・・・。
とここまで書きましたがそんなん知らなくても小説読めます。完全に0から始まってるんで。
そして小説版だからこそ特撮の壁「予算」にとらわれない作品になっていました。
話はTV版で言うなら主人公の<乾巧>、<真理>、<啓太郎>の3人が出会っており、オルフェノクサイドの<木場>、<海堂>、<結花>の3人とは会っていない時間軸でした。6話目位かな。
乾巧

真理

啓太郎

木場

結花

海堂

この作品の見所は「怪人の情景が浮かぶ」というのもあります。
ガンダムの小説ですと「MSがどのようなのか知ってる」為、結構MSの紹介が雑で「これアニメ見てないとMSの形状わからない気がするなぁ」とか思ったりするんですがこの555の小説は「怪人がどのような存在か」をきっちり描いているのでどのような怪人なのかよくわかります
。
序盤はTV版のストーリーをなぞるように木場はオルフェノクと人間との間で苦悩しつつも海堂と結花に出会い、
巧達はクリーニング屋で働きながらオルフェノクの猛攻と戦っているというもの。
読み進めていくと仮面ライダー555イチの問題児・・・いや、仮面ライダー始まって以来の問題児兼人間のクズのこの男が登場します。

草加雅人です。仮面ライダーカイザに変身しつつもガチの人間のクズである最低最悪の仮面ライダーです。嫌いなものはオルフェノク。
どのようなクズなのかは本編を見て下さい。
彼も小説版ではクズでした。真理が大好きで、クリーニング屋で偶然再開した2人。
映像版では告白して振られますが、小説版ではそんな事お構いなし。愛と力にまかせて真理をなんとね・・・・・
レ○プします。
はい、正義のヒーロー「仮面ライダー」がヒロインをレ○プします。
いやまあ、仮面ライダーカイザは正義の味方ではないんですが・・・・。こんなんだからR15になるんだよこの小説・・・。
そして読み進めていくと啓太郎とオルフェノクの結花の間に子どもが出来、結花のお腹には啓太郎との赤ちゃんの存在が。
ここからが草加の真骨頂。オルフェノクが嫌いな草加雅人は結花の赤ちゃんを「貴重なサンプル」と言い、略奪に望みます。
それを拒否する結花。そうすると裏から数人の人間が。
数人の人間は一斉に仮面ライダーカイザへと変身。
この世界では仮面ライダーカイザは量産型の仮面ライダーとして存在するんですね。
あんなのが量産型として存在する世界・・・。ひ、ひえー。
そして草加と仮面ライダーカイザ隊は結花を惨殺。
それを見て怒った木場がオルフェノクとなり、仮面ライダーカイザ隊と草加を惨殺。
その現場に居合わせた乾巧が555に変身し、木場と戦います・・・。
そして乾巧は辛くも勝利するが・・・・・・。
ここまでが再販分の内容。プラスアルファの部分がかなりストーリーが違う作品へと変わっていきます。
海堂がいきなりクリーニング屋に泊まり込み、「子供が出来た。この家で暮らしてやる。」とだけ言い、子どもの勇介。
この勇介、実は結花と啓太郎の子どもでした・・・。偶然生き残っていたんですね。
そしてこの勇介がプラスアルファでの物語の軸になっていきます・・・・・・・・・。
ここから先は是非読んでください!是非!是非!
この小説は是非とも「仮面ライダーってショッカーと戦って終わりでしょ?」みたいなこと考える人にこそ読んで欲しい。仮面ライダーが全く違うものに見えてきます。
最後に。
今日のニュースで知りました。
仮面ライダー555のTV版、映画版にて木場勇治役を演じていらっしゃった泉政行さんがお亡くなりになったそうです。
どこまでもオルフェノクであり、人間でもあった彼。どうにかオルフェノクとして蘇ってくれないかな・・・。
オーガ!オーガ!オーガ!と周りの声援と共に仮面ライダーオーガに変身する姿は迫力がすごかったです。
ご冥福をお祈りします。