その名は
くまみこ

最終回があまりにもお粗末すぎたためにボロクソに叩かれました。
公式サイトの掲示板や脚本を務めたピエール杉浦さん向けに誹謗中傷の書き込みが多数見受けられました。
僕も最終回は見ましたが僕個人としては元々サイコな雰囲気を醸し始めていたアニメではあったと認識しているのでつまらないと感じはしましたがそれよりヒドイアニメの結末を知っているからか割と寛容でした。
まぁそんなわけで原作もそんなヒドイのか確認する為に読んでみることに。
ストーリーは熊手村というド田舎に住む巫女娘の「まち」は都会の高校に進学しようとするが人見知りであり、ド田舎コンプレックスをこじらせている彼女をどうにかしようとする人の言葉を話す熊、「ナツ」とのハートフル?コメディ。
果たしてまちは都会に行くことができるのか?できないのか?
基本一話完結の物語。
1巻から2、3巻位まではアニメ版のストーリーをなぞるようになっていました。話は前後していましたがまあ影響は無かったです。
驚いた点が数カ所ありました。
まずは熊手村の伝説。 アニメではオブラートに包まれていましたが漫画版はえげつなかったです。毎年女の子がくまの被害に合わない為に生贄に捧げられていて(獣姦)、だけどある年の女性がその熊のアソコをかみきったという伝説でした。
そりゃ放送できねえわ。これを知ってるか知ってないかでアニメ版の最終回の解釈変わりそう。いや、変わらんか。
そしてもう一つは熊のナツの事情。
実はナツは去勢済みなんですよね。ちょくちょく熊で下ネタが本作では入ってきますがその度に「僕はもうないから」とオチに使っているんですよね。なんというか虚しい。
それ以外に関しては特筆すべきことは無いかもしれません。よしおくんと響がアニメに比べよりコメディに書かれているので大してきつい感じのキャラと思えない。
不器用だったり乱暴だったりしますがみんながみんな支え合っているみたいな感じがします。
4巻あたりからナツが視点となるストーリーが展開されることが多くなってきました。
アニメで描かれなかった部分に関しては
・熊もナツ以外の個体が存在しており、熊のみの集落が存在していること。そのトップには婦人会と呼ばれる組織が存在。これがストーリーの歯車を加速させる役割をちょくちょく担う事に。
・ナツのことを想う吉田沙保里選手みたいなメスの熊が存在すること。
まぁ12話で纒まらんからここいらはアニメではカットされていました。
ここいらの描写は6巻まででも不明なまま進んでいたので連載中の雑誌で確認してください。
アニメとの差異はアニメ終盤のアイドル編はありましたがそんな大きく取り上げられていなかった点。というかこの長編エピソード漫画版でもつまらなかったです。読み飛ばしていました。
そしてアニメでは描かれなかった警察介入編。なにげに1巻の半分位は食う長編。これもつまらなかったです。テキトーに読み進めました。
この漫画の長編はつまらない(暴言)ですがゆるキャラ編は面白かったです。
よくアニメでは「まちはやる気あんのか!」とか言われてるんですが漫画を見てるとあるように感じます。
全部努力が裏目に出てるだけで。というかギャグ漫画なのに成長とかそういうのはツッコミ入れたら負けな気がします。ドラえもんだってのび太lくん成長しないでしょ?
この漫画はサザエさん時空のノリで楽しむものだと思います。そんな深く考えて読むものではありません。
アニメ版が叩かれて読みましたがそんなボッコボコにされるような作品では無いと思えます。むしろ漫画版でもサイコな発言が時たま出てくるので(この村の住民は頑なに学者を入れたがらない等)ある意味アニメの方向性は間違ってなかったのかもしれません。
総合評価としましてはここまで書きましたがハードル上げるほど面白いってワケでも無いですし、ハードルを下げるほどつまらないってワケでもありませんでした。
日常系コメディに成長とか求めては本来はいけないのかもしれませんね。みなみけみたいに。