closing card 2 | yamakiのブログ

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大学生です。アニメとかゲームとか特撮とかテキトーに書いてます。メッセージは送られても見ない可能性大です。

僕にこれが使えるか分からないけど」


ポケットにしまっていたcrowと書かれたカードを取り出す。


「腕に装備されろよ!」


カードは光り輝き始めた。


「スゲエ・・・アニメの奴みてえ・・・」


関心している場合では無かった。そしてcrow(牙)は両腕にきちんと装備していた。


「なんで何もなってないあの子が・・・」


後ろでお姉さんが何かを言っていたのはわかったが、それだけだった。


「牙ってよりはでっかい爪かな?」


感想を述べる。


「ガキィ!そろそろ遺言は言ったか?」


「アレ?そんな時間あったの?」


男は気が立っていた。が、恐怖があろうとも映司は冷静を装って対応した。
行くしか・・・ないか・・・
「せいやぁぁぁぁ!!」


映司は敵に突撃していく。
敵は大きい銃を構え、放つ。


「って!当たったらどうすんだ!この野郎!」


映司は何とか回避し、接近する事を試みる。


「こうやるしか!」


意を決して飛び込んで行く映司。が、思い通りにも行かなかった。


「失せなぁ!!」


銃が乱射され、でたらめに球が吐き出される。


何とか大きな爪で受け止める映司。だが限界が少しずつ近づいていた。


「相手が有利過ぎる・・・!」


このままじゃ・・・!


「死を実感しやがったか!ガキィ!」


ハハハ!と高笑いする男。


「気味が悪い!」


何とかその実感を振り払うので精一杯だった。


「これで!」


何とか接近し、爪が敵を引っ掛けようとした瞬間だった。


「ところが!!ああ!!」


男は宙を1回転し、また距離を取った。が、意地でも爪で突撃する映司。
この射程では爪は届かなかった。


「くたばんなぁ!」


男は引き金を引いた。


死ぬのか・・・このまま・・・・あと少しなんだ・・・・・あと5センチもあれば、やつに止めを・・・・・・俺は・・・・・・・・生きたいんだ・・・・・・・!!


「君!」


声が聞こえた。さっき助けた女だった。


「これを!」


女はカードを映司に投げつける。


「よそ見すんじゃねえ!」


男は叫ぶ。弾丸が吐かれ、映司にまっすぐ飛んでくる。


「でも!俺は!」


球を間一髪よけ、カードを受け取る。カードは


「日本刀・・・」


爪を解除し、日本刀が起動した。


「とどけえ!!」


刀を相手に向け、一気に突き刺す。突き刺した刀は男の肝臓に強烈に刺さった。


「何ィィィ!!!!」


男は絶叫し、コンクリートに倒れ込む。


「もうやめろ!あんたの負けだ!」


刀を抜き、投降を呼びかける映司。


「黙れ!小僧!このゲームの意味がわかんねぇのかよ・・・!!」


男はえずきながら応える。


「人殺しがゲーム?ふざけるな!そんなことがあってたまるもんか!」


映司は一喝する。


「な・・・・そんなことも知らないのに何故この戦闘に介入した・・・?」


「ただただ目の前で死なれる命を救いたかっただけだ。それ以外の理由はないよ」


な・・・?男は呆れかえる。


「そんな無心で・・・」


ハハハ!男はまた笑う。


「これが死かぁ!初めてだぜえええええ!!!!」


最後に大きな雄叫びにも似た断末魔が響いた。


「死んだのか・・・?だけど僕は肝臓を刺した。まだ助かるはず・・・」


そう思い男の心臓に触れる。何も活動をしてなかった。


「どういう・・・」


映司は女を見た。


「説明してもらえますよね?」


「私にわかる範囲ならね」


女は冷静に応える。その時、映司の携帯が鳴った。


「非通知・・・?」


映司は不思議がった。携帯を手に取り、通話ボタンを押す。


「もしもし・・・?」


映司は不安になりながらもその電話に出た。


「やあ」


普通より少し声の高い、男の声だった。


「あんたは・・・?」


「僕は人間が言う神。このゲームの支配人にして、人類を作りしものさ」


電話の向こうの男の声は冷静を通り越して余裕、全てをわかった、といった感じで彼を見下しているように思えた。