巨人阪神に開幕5連敗 | おもて梨の心

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巨人が阪神に開幕5連敗するなど、現在のAクラスチームに一度も勝てて無い状況。

このスタートダッシュ失敗は、全て阿部監督の失策です。

ゲーム上の采配ミスではなく、今年初めのキャンプからの失敗でこのような状況になってます。


失敗理由 その①

キャンプS班


今回の不調選手、戸郷・坂本・ヘルナンデス・ケラー・バルドナード。故障した丸。全てS班。

更に圧倒的な存在だったライマルもイマイチなのは、このS班スタートの影響がある。

私はこのS班というのは昔から駄目だと思っていた。

歴史的に大体S班やって失敗してきた。

S班をして良い選手は、野手なら3冠王経験者、投手なら沢村賞常連、の30代後半の選手のみ。

ぶっちゃけ戸郷なんて20代で最多勝の経験も無いのになぜS班にしたか意味不明だ。

運動能力の成長は、身体と脳にストレスをかけることにより、成長と技術が生まれる。

なのにそれを放棄。

失策です。


失敗理由 その②

浅野など若手選手の自主トレ指示の失敗。


今、3軍に落ちてる浅野。

彼に1人で自主トレをする様に阿部監督は指示。

これが最悪の悪手となった。

浅野は今年高卒3年目。

歴代の野手のスーパースターにこの様な事は巨人軍はしなかった。

例えば王貞治は、4年経っても駄目で荒川コーチと地獄のトレーニングで世界のホームラン王になった。

松井秀喜は、1000日計画で長嶋監督がマンツーマンで指導して、あの様な偉大な打者になった。

この様に高卒のスーパースター打者は結果が出るまで、指導者が付きっきりだった。

それがどうでしょう、放任って。

例えば浅野が大谷の様に身体に恵まれ、計画性の高い選手ならわかるが、そうではない。

だから個人の自主トレでプロではない同級生を連れ立って練習してしまった。

この様な環境でプロとしてのレベルが上がるわけがない。

失策です。


更に。

先日阿部監督は2軍の若手の成長に苦言、これは桑田監督にも原因がある。

例えば桑田監督が若手に教本を配り巨人軍の野球を徹底させたかというとその様な事はない模様。

これでは若手はどうして良いかわからない。

川上監督はV9時代、ドジャース戦法という本を全選手に配布して、それを参考書にしてミーティングを毎回していた。

育成とは身体や技術だけではなく脳(思考)も育成しないと駄目。


そして…毎度言ってますが。

重信、小林、今村など一軍に上がらない選手はどんどん自由契約などしたりコーチや球団職員にした方が良い。

これは支配下枠の問題。

先日の笹原選手の様な良い育成の選手が支配下に上がれないのは、ベテランのせい。

彼らが居座るから支配下枠が空かず三軍選手がモチベーションが上がらない。

日ハムが西川や大田にやった様にノンテンダーしないとダメ。

今の日ハムが魅力あるチームになったのは、そういうベテランを囲い込みをしない事。


以上が今回のスタートダッシュ失敗の要因。

本来なら昨年のソフトバンク並みに開幕ダッシュしてもおかしくない戦力だけど、こうなったのは運営ミスです。

采配ではなくて、昨年末からの運営ミスです。

これからどれだけ巻き返せるか楽しみだし、そろそろトレードの話もチラホラ出てくるんじゃないでしょうか?

6月が前半最大の山場なので、そこまでどう立て直すか。非常に楽しみです。