今から20年前、私はTBSの「うたばん」という番組の観覧収録の為に夜7時ぐらいに赤坂のTBSに行きました。
スタッフの説明を聞いて、案内されスタジオへ。
1時間ぐらい待った後、司会のとんねるずの石橋貴明さんがスタジオ入り。
深々と客席に頭を下げて「本日はよろしくお願いします。」と一言。
20分ぐらい経っても中居正広さんが来ないので、石橋さんが客席に向かって「待たせてしまってすみません」と謝罪。
本当に律儀な石橋貴明さん。
すると30分ぐらいして、スタッフに抱えられて夢遊病の様にスタジオ入りした中居正広さん。
その姿はどう見ても病人しか見えないのに、石橋さんは気にもせず会話もこれといって無く収録スタート。
30分ぐらいで収録を終え、そそくさとフラフラしながら帰る中居さん。
対照的に客席の方へ歩み寄って来る石橋さん。
「本日は夜遅くまでありがとうございました。今日の収録どうでしたか?楽しかったですか?気をつけて帰ってくださいね。」と気遣い。
最後は一礼してスタジオを後にする石橋さん。
私達観覧者の中では、石橋さんがめちゃくちゃ好感度が上がりました。
それに引き換え…。
今思うと、あのフラフラした状態って、そういう事だったのかなと。
石橋さんがその状況見て何も言わないって、その状況が恒常化してたのかと。
だから石橋さんと距離があったのかなと。
面白い番組だったのに終わったってそういう事だったのかなと。
私が疑問に思った事が、昨今のこの騒ぎでなんとなく繋がってきたけど…。
単なる素人の戯言なので気にしないでくださいね。