脳梗塞発症から2年経ちました。 | おもて梨の心

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脳梗塞発症からまる2年経ちました。


片麻痺だった自分が、現状はどの様になったか。


2年前との差。


◯杖をついて歩行→杖無しで歩行短い距離だが小走りできる。

◯上がらない腕→腕は上がるが肩周りが若干硬い。

◯動かない手→スピードは遅いがグーパーできる様になった。


かなり重症だった私が、ここまで回復したのは驚異的スピードだと理学療法士の先生に言われました。


そして、励みになったのは「世界はさかさま」というYouTubeチャンネル。

ここのライブ放送でのいろんな方々の経過報告が励みになりました。

1番参考になったのは、2年経つと身体が慣れるという報告。

2年経った今、この意味がよくわかって来ました。

慣れるとは治るという意味ではありません。

麻痺部分だった場所の感覚が徐々に掴めてきてコントロールしやすくなるという事でした。

例えば、顔麻痺の頬の部分が動きづらいとか、足のどの部分がイマイチとかがわかる様になってきました。

最近では腹筋が回復気味で腹部が運動不足だからお腹がつる状態にもなりました。

つるのは辛いが、腹筋が戻ったのは嬉しくて、排便する時に楽になりました。


とはいえ、後遺症は残っていまして。

私の場合は微妙な平衡感覚が完璧に戻っていません。

したがって、電車に乗るのにちょっと躊躇しています。

ずっと座れる環境なら良いですが、立って揺れに合わせるとなるとバランスに負荷がかかり転倒してしまいやすくなってしまう。

あと、自律神経系の安定が無いです。

そして、引き篭もる日が多いので人と話す機会が減っている為、失語っぽくなり、話す筋肉まで衰えたりしてます。


こんな感じの現状です。


どんなトレーニング方法が良いか?

私の場合。

◯手の運動

たとえ完全に開かなくても良いので、1ミリぐらいの動きでも良いので、とりあえず毎日連続で50回手を開いた握ったの練習をする。

そのあとで、健常手で添えて開いた閉じたを連続で50回する。

私は浴槽でやってました。冬は寒くて動きづらいので。

それから手の甲でほこりを払う様な動作。

これを指側の甲でやるとかなり良かったです。

そしてオムロンの低周波治療器で「さする」で手首と肘下表側の腕の部分に当てる。

神経の感覚を掴む程度で良い。

今のところこんな感じ。


◯足の運動

ここは難しいです。

とにかく歩行と寝ながら蹴る練習。

足蹴り・足回し



私は柔道家なので、入院当初寝てる時この運動ばかりしてました。

完璧に出来なくて良いので、寝てる時にこういうのも取り入れると良いと思います。


以上です。

諦めずに、ゼロ回よりも1回という感じで、根気良く頑張っていきましょう。