一部で話題になっているアーティストの「XG」。
avexの新人アーティストで全員日本人。
それが韓国の歌番組で活動したという事で話題に。
で。ここに松浦会長のXGに関しての話が韓国で炎上。
まぁ、いろんな方が色々言ってますけど、やっぱり松浦氏の中であまり乗り気じゃなかったんだろうね。
YouTubeでの切り抜き動画で「【松浦勝人】K-POPに続け!日本人アーティストの世界進出計画」を見てみたら、やっぱり日本政府への諦め感というのが出ていた。
だから本意でもない他国の力を利用してやったという事なんでしょう。
そこを色々騒いでいる方がいるんだけど(言い方とか、何とか)。
やっぱり本心は、自国でやりたいと思うよ。
でも「日本政府がエンタメに動かないから…。」
だけど、今回さすがと思うのは、その戦略です。
XGの歌詞を全部英語でやる事にした。
つまり、韓国で売るなんて事は全然考えて無いという事と、韓国の反日政策を逆手に取ったやり方だったという事。
韓国の地上波では、日本語を使用してはダメ。
その昔、まだ地上波しかない時代に日本のアイドル「少女隊」が韓国でテレビ出演する際、全部英語で歌を披露した。
政府による完全な反日政策だから、日本語は使用禁止だった。
最近でも、IZ*ONEの曲も一部日本語が入っているという理由で却下されたことがあった。
そして今回。
このXGの活動が、何やら大きな転換になろうとしている。
全面英語の歌詞というのは、英語圏の人達に刺さる。
ネットがある以上、その優位性は高い。
世界の母語人口を見ても、英語は韓国語の6倍使用されている。
世界へアピールするには一番効率の良い戦略。
韓国の運営からしたら「してやられた!」と思うでしょう。
だからと言って、韓国人のグループがハングルを捨て、全面英語の歌でやってしまったら、それはそれで「国賊」とか「売国」とか言われちゃうので、やり辛いでしょうね。
avexもここ10年女性アイドルを出していない訳ではない。
東京女子流や、SUPER☆GIRLS・Cheeky Parade・GEM・わーすた・等のiDOL Streetからのデビュー組もいた。
そして成果も出していた。
ただ、世の中が坂道さん一辺倒の流れだったので、メガブレイクをしなかっただけ。
それに勘違いしてる方がいるようだけど、avexは、アーティストだけじゃなくて女優もグラビアアイドルもいたという事。
ここ知らない人結構いるんだよね。
ただのレーベル会社だと思ってる方が多いんだよね。
今回のXGの出現は、日本の芸能界に光明を見いだす良いきっかけとなった。
反面。
KPOPの弱点やジレンマを見えた気がした。
今回の手法を日本だけじゃなく、中国や東南アジアもやるでしょうから。
世界を目指すか、国民を重視するか。
KPOPが大きくなればなるほど、韓国芸能事務所の運営に響くでしょうね。
グレートリセットやゲームチェンジが起きそうな予感。