IZ*ONEの解散で「もう生きて行けない」という書き込みをTwitterでよく見かけるのですが、「生きていれば何かが起きるよ」と教えてあげたいですね。
私には、ヲタ活を始めた初期の頃、大きなトラウマがありました。
私の推しは、18歳でこの世を去りました。
今でも忘れない1986年4月8日火曜日。
学校の始業式を終え、アイドル雑誌の「DUNK」と「BOMB!」の2冊をフラゲして、家に帰る。
すると14時のTBSフラッシュニュースで「歌手の岡田有希子さんがなくなりました。」と。
雑誌を見ながらテレビを聞いていた状態だったんで「え。何言ってるの?」と思った。
雑誌を見れば「ゆっこ(岡田さんの愛称)」のグラビアが出てるのに、自分の聞き間違いだと思ってた。
ネットがあればすぐに確認できたが、ネットのない時代、報道を待つしか無かった。
15時各局のワイドショーで一斉に岡田有希子さんの中継が始まる。
そこには、四ツ谷の事務所前で、地面に横たわってる遺体が映し出されていた。
今では信じられないだろうが、アイドルの遺体が放送されたのである。
夜になりニュースもこの話題で持ちきり。
それはそうだろう。
先月まで音楽番組で1位を取り、ドラマの主役をしていたアイドルが飛び降り自殺をしたのだから。
夜、とんねるずのANNでも最後の最後で憲さんが「死んじゃったねぇ…岡田ゆっこちゃん。なんで…。」という発言をしたのが今でも耳に残ってます。
さらに悲惨なのは、写真週刊誌。
岡田さんの遺体を表紙にしたり。
頭が割れ、脳が飛び散ってる写真が掲載されていた。
これには流石にファンとして激怒しました。
またさらに最悪な事に、岡田さんの後追い自殺が数十人が出てしまった事。
若者が後を追って自殺してしまう事件が相次いだ。
事務所とメディアは、事の重大さにやっと気づき、岡田有希子さんのメディア露出封印を決めた。
YouTubeで岡田有希子さんを検索したら、その遺体映像が出てきました。
まだ残ってるかわからないけど、あんまり気持ちの良いものでは無いです。
なぜ彼女が亡くなったのか、当時学生だった自分は、お金を出し合って探偵を雇って死因の調査をしたところ、死因が報道と全く違ったという事。
そして、ある所からそれ以上は突っ込めないという報告でした。
芸能界は、本当に闇深いです。
私が昨日、芸能以外の進路を進めた理由は、芸能界は本当に闇があるという事。
これは韓国も同じ。
なぜKARAのク・ハラさんが亡くなったのか?
(f)xのソルリさんがなぜ亡くなったのか?
そういう事です。
これが、私のトラウマ。
解散とか、卒業とか、全然泣けないのはこういう事。
「生きていれば推しに会える」
目の前から生命ごと消え去り、尚且つ遺体映像を見させられる苦しさに比べればなんでも無いです。
アイドルは本当に重要です。
だけど「距離感を自分で維持しないと苦しむ」という典型を若くして経験してしまった。
そういう事です。