ディケイド小説3 | 甲斐白夜は改造人間である。彼を改造した大ショッカーは悪の秘密結社である。

ディケイド小説3

「うわぁぁぁぁぁ!」トラック運転手の悲鳴がこだまする。

ボッボッボッボッボッ・・・

「フー・・・フー・・・うおぉぉぉぉぉ!」サイ種のグロンギ族、ズ・ザイン・ダはトラックのエンジン音に興奮し、雄叫びを上げる。

ザインはトラックに体当たりをし、大破させた。

「う、うわぁぁ!ば、化け物・・・!」トラック運転手は間一髪トラックから脱出し、逃げ出す。

「ビバガンゾ・・・リント!(逃がさんぞ・・・リント!)」ザインはトラック運転手を追いかける。

ブォォン!一台のバイクがザインに体当たりを仕掛ける。

それは悲鳴に駆けつけたユウスケだった。

「早く逃げてください!」ユウスケはトラック運転手に逃げるよう促す

「は、はい!」トラック運転手は一目散に逃げる。

「バンザゴラゲザ?ビガラロボソグゾ(何だお前は?貴様も殺すぞ)」

「変身できなくたって、守ってみせる・・・!」ユウスケはトライチェイサーでザインに立ち向かう。

その頃、未確認生命体出現の情報を受け、警視庁から一台のトラックが出動した。

Gトレーラーだ。中ではG3ユニットが集まっている。

「また今度もトラックの運転手が襲われたそうよ」八代管理官がユニットに伝える。

「やはり、奴らが人を襲うのには何か共通点があるみたいですね」ユニットの一人が話す。

この男の名は尾北マコト。この世界で唯一グロンギ、アンノウンと対抗するG3ユニットの一員で、G3-Xの装着者である。

「尾北君、G3-Xを装着しなさい」八代はマコトにG3-Xの装着を促す。

「了解」マコトはG3-Xの装着を開始した。

「オートフィット機能作動」オペレーターの二条トオルが装着の手伝いをする。

各パーツを装着し、最後にマスクを付け装着完了。

G3-Xは専用バイク・ガードチェイサーにまたがる。トラックのコンテナが開く。

「ガードチェイサー離脱します」コンテナにあるレバーを引きガードチェイサーのタイヤのロックを外した。

ガードチェイサーを発進させ、G3-Xは現場へ急行した。

ズ・ザイン・ダと戦うユウスケ

トライチェイサーを巧みに操り攻撃している。

「あの人が逃げる時間稼ぎぐらいしかできないけど、変身できなくたって戦える!」

「グゥゥゥ・・・!フンッ!」ザインはユウスケをトライチェイサーごと受け止める。

そして、投げ飛ばす。

「うわっ!」ユウスケはその場に倒れこんだ。

「ゴバシザ・・・(終わりだ・・・)ウォォォォォ!」ザインはユウスケに突進していく。

「くっ!」

その時、銃弾がザインに当たる。

銃弾が飛んできた方を振り返るザイン

G3-XがGM―01を構えていた。

「G3-X!ショウイチさん?」

「早く逃げてください」マコトはユウスケに促す。

「ショウイチさんじゃない?」ユウスケはフラフラと立ち上がる。

「ウォォォォ!」ザインはG3-Xに標的を変える。

「はっ!」G3-Xはザインに銃撃をする。

その様子を影からユウスケは見守る。

ザインはG3-Xの攻撃に怯むことなく攻撃をしてくる。

「くっ・・・!」ザインの攻撃でダメージを受けるG3-X

「出力70%までダウン!」トオルが八代にG3-Xの状態を申告する。

「尾北君!GX-05を使いなさい!!」八代は通信でマコトに伝える

「了解・・・!」G3-Xはザインの攻撃を避けてガードチェイサーに積んであるアタッシュモードのGX-05を手にする。

ロックを解除し、ガトリングモードに

「はっ!」ガトリングが回転し無数の銃弾がザインを襲う。

「グォォォォ!」ザインはその攻撃で爆発をし、撃滅。

「八代さん!やりましたよ!!」マコトはマスクを外し八代に歓喜の声を上げる。

「うん。よくやった。帰還しなさい。」八代はマコトに帰還命令を出す。

「了解!」マコトは敬礼し、再びマスクを装着し、去っていく。

「終わった・・・」影で見ていたユウスケは安堵した。そして、変身できない今の自分の無力さを痛感した・・・

「見つけたよ、小野寺君」そこに背後から海東が近づいてくる。

「海東さん・・・」

「いやぁ、厄介なことになったね。次の世界に行こうとしたら今までいたアギトの世界とクウガの世界が一体化を始めるなんて・・・」海東は無邪気な笑顔でユウスケに話す。

「これは、俺のせいで・・・」ユウスケは罪悪感からか声もどこか弱弱しい。

「うん、知ってる。だから元に戻しに来たんだ」海東はあっさりとユウスケに言ってのけた。

「え、戻せるんですか!?だったら方法を教えてください!俺のせいでこんなことになったんだ・・・だから何とかしたいんです!」ユウスケは海東にすがるような目で訴える。

「そうか、気持ちはわかるよ。だから僕に倒されてくれないかな?」あっさりと海東は言う。

「え・・・?」ユウスケはキョトンとしている。

「君が消えればこの世界は元に戻るんだって。だから倒されてくれるね?大丈夫!痛みは一瞬だから・・・」海東の目が真剣な目になる。

「ちょっと待て!」士がその場に駆けつける。

「士?ここに来たということは目的は一緒だね。だけどここは僕一人で十分だよ」海東は笑顔で話す。

「そうか、お前がユウスケを倒すか・・・なら俺はユウスケを守る!」士は海東とユウスケの間に入る。

「士・・・」

「おいおい・・・士・・・状況わかってるの?」海東は呆れた表情で士に言う。

「言ったはずだ。俺はお前の邪魔をするってな。お前がユウスケを倒すっていうならユウスケを守る。ただそれだけだ」士は言い返す。

「まったく・・・じゃあ君ごと倒させてもらうよ」海東はディエンドライバーにディエンドのカードを装填する。

<カメンライド>

「変身!」海東はディエンドライバーを天高く上げトリガーを引く。

<ディッエーンド>

海東は仮面ライダーディエンドに変身した。

「上等だ!この場でお前を倒す!!」士はディケイドライバーを装備する。

「変身!」士はディケイドのカードを取り出しディケイドライバーに装填する。

<カメンライド><ディケーイド>

士は仮面ライダーディケイドに変身した。