葬儀屋さんが来て、遺体に化粧をするので口紅を塗らないかと言われました。
わたしは口紅のパレットを見て、赤みのある色のほうが良いと言いました。
母は、着ている服の色に合わせるほうが良いと言いました。
中間をとって、赤みがありつつ上品な色になりました。
仕上げは葬儀屋さんがしたのですが、わたしは口紅を描きました。
祖母に最後の化粧ができたことを良かったと思いました。
もっと祖母の素顔を見ていたかった気持ちもありました。
その後棺桶の中に遺体を入れました。
話は変わります。
祖母をイメージする和食を食べました。
わたしが幼い頃に父の転勤のため祖母のいた宮古島を引っ越す時、わたしが車の窓から両手を出して泣いていたと祖母は何度も繰り返し言っていました。
わたしは、その時に祖母も泣いていたこと、わたしのことを大好きと言ったことを覚えています。
色々チャーミングな祖母でした。
わたしは、祖母がどこにいても一緒にいたいです。

