ミュージカルの稽古の後、女王様と和食の店に行った。
わたしは誰とでも仲良くつるむほうではないが。
誰に対しても積極的にいくほうではないが。

どんな人であれ、流れであっても、縁のあった仲間と仲良くしたいから。
わたしは、そういう人だから。
向こうも同じかもしれないが。 

来年はオペラを観に行く予定だが、他にも機会があればお互いに興味のある舞台を観に行くという話をした。

知れば知るほど、この人ってキャリアウーマンなんだなあ、と思った。
一流の有名大学を卒業し、仕事では1度に3つのことをするらしい。
今とは違う会社で、教育関係の営業をしていた頃に、何度か表彰されたこともあるという。
ドレスで、表彰式に参加したこともあるという。
売り上げを伸ばすには、という講演を何度かやったという。

わたしがストレス発散のために口うるさく言うと思ってる?あなたのためよ、と女王様。
わたしは非常識で自己主張が強くて、バカというより病気だと言われた。

その人は、よく見ているわけではなく、印象で判断していると言った。
当たっていることもあるし、当たっていないこともある。

だが、こちらには、こちらの言い分がある。
こちらには、こちらのツッコミどころがあるのだ。

たとえば女王様は、主催者側がレッスン用の動画をボンミスはあっても撮ってくれるだけで有り難いと思え、とわたしに言う。
以前自分がいた場所とは違って、わざわざ動画を撮ってくれるんだから、と。
そのわりに自分は、その有難い動画を、きちんと見ていない。
ダウンロードしにくい事情があるらしいが。
いつもわたしのスマートフォンの動画を見せている。

女王様は、基本的に人にアドバイスはしても、自分はアドバイスされたくないと言う。
師弟関係でない限りは。
わたしは、そういう言い方までする人は、初めて見た。

年齢など、わたしの中ではネガティブに気にする価値のない、ネガティブに気にしても仕方のないことを気にさせられるのも好きではないけど。
頑張っているポイントを否定されるのは嫌だけど。
そういう人だと割り切って関わる。
基本的に仲間とは仲良くしたいし、その人には魅力もあるから。