診察に行った。

処方されたピルをしばらく飲んでみて大丈夫かを確認するための、血液検査をした。
結果は異常なしだった。


診察の際、飲み忘れが何日かあったことと、薬漬けにならないために漢方は併用しなかったことを伝えた。
とにかく異常はないので、何日かの飲み忘れは問題ないと言われた。
漢方は併用しないといけない直接効くような薬ではないので、冷え性を緩和したい時など好きな時に使っていいと言われた。

ピルは治癒の目的だけではなく、体調管理のためにずっと飲み続けたほうがいいと言われた。
アメリカでは10代から飲んでいる人もいるという。
ホルモンバランスを整える、どちらかというと増やすという。 
飲んでいれば、イソフラボンやエクオールなどのサプリは必要ないらしい。
肌にも、どちらかというと、いいらしい。

やめたら反動はありませんか?と聞いた。
特にそういうことはないと言われた。
それなら、途切れ途切れにでも飲み続けてもいいかもしれない。

食事してみたいと思っていた病院の食堂で、ヘルシーメニューを食べた。



気になったケーキ屋さんに入って、ケーキセットを食べた。




ミュージカル仲間の女性に誘われて、渋谷の文化村にKバレエカンパニーのくるみ割り人形を観に行った。

仲間は、20代の頃は海外旅行三昧だったので、外国でバレエを鑑賞した経験もある。
外国のものにもピンからキリまであるというが、
どう違うかは、ハッキリとは聞けなかった。
今回の舞台は、色んなものがある中でオーソドックスなほうだと言った。
リメイクされたものも多い中で、そういうものも新鮮だったのかもしれない。
特にアラビアの踊りを気に入っているようだった。
トーシューズの音がたたずに静かだと言っていた。

わたしは外国のバレエはDVDでしか観たことがなく、しかも殆どキーロフ・バレエ時代のクラシックしか観ない。
観る位置にもよるので分かる範囲でしか言えないが、外国のバレエはダイナミックでアクロバティック。
日本のバレエは控えめで上品な美しさがあると思う。主要なキャストの踊りには、さすがに華のある難しい技もあったが。
衣装の色は、ピンクよりどちらかというとブルーが好みだと思ったりした。

1幕の途中でお手洗いに行って戻ろうとすると、表からの再入場は出来ないとスタッフにとめられた。
音響、照明などの関係によるらしい。
1幕の後半は、後ろ側から入場して立ち見することになった。
違う位置から観るのも良かったかもしれない。

舞台を観ている最中、もしお互い異性でフリーだったら、 手を繋ぐだろうなと思った。
帰りはウインドーショッピングをして帰った。
大通りに面して堂々と立っている、ブランド物のランジェリー・ショップに立ち寄った。
お互いもし異性でフリーだったら、このままいけない場所に行くだろうな、と思った。
今では色恋には無縁となっている。

相手の会話の割合は、チョコッと楽しい美しい話をして、殆どすさんだ現実的な話をするのがオチだ。
最近は、色んな人がいる、と割り切るようになってきた。
わたしはバレエやミュージカルに接しているうちは、思い切り楽しく美しい話だけしていたい。
でも、そうではない人といるうちは、そういうコミュニケーションしか出来ないのだと思った。
それはそれで、プラスになる有意義な時間になるのかもしれない。