バレエ・ショップで、DVDを視聴した。
コレクションの中には白黒もあった。
やはり、今のダンサーのほうがスタイルもテクニックも、レベルアップしている。
昔のダンサーは背が低めで、細過ぎず、上手過ぎない。
でも、近めの距離から生身の人を撮っている感じが参考になる。
これは、上のDVDに比べると現代風だった。
これも、キーロフがマリインスキーになってからのもので、現代風だった。
これは、アレッサンドラ・フェリの演技が共感を誘った。
恋人の裏切りをあばかれても、最初は相手にせず無邪気に恋人に笑いかけるところが痛々しかった。
佇まいだけでもジゼルらしいのだが、イタリア人らしく表情は豊かだった。
ガリーナのジゼルは、大人女性として共感できるかもしれない。
ちなみにこの間わたしが見たロミオとジュリエットはミラノ・スカラ座ではなく、
英国バレエのものだった。
でもあれがアレッサンドラ・フェリの踊ったジュリエットの中では最高のものとされているらしい。
女装でもなく、雄の白鳥の舞いという感じだった。
曲は白鳥の湖のままだが、王子の寝室や、あやしげなクラブの場面などが出てきた。
演出家のマシュー・ボーンはゲイなのかな?
そう思って調べてみると、やはりゲイだった。
出演しているダンサーもそうなのかな?
憧れの人は、ゲイじゃなくて良かった!
今回は幾つかのDVDを視聴したので、それぞれ興味のある箇所やハイライトの部分しか見ていないが、
気になるものは買ってじっくり見たいと思った。
劇場用として制作された、というのは映画のように制作されたという意味。
そういう映像は殆ど古くて売れないのでVHSからDVD化し難く、上のものはDVD化されたレアなものらしい。
現在では殆どそのような撮り方はしておらず、
殆ど客席から見た舞台を撮っているそうだ。
もし、わたしが関係者なら、劇場用のバレエ制作も提案するかも。
却下されるかもしれないけど。
わたしは関係者ではないし、関係者に向けて書いているわけではないから、この話はここまで。
この参考書とレオタードを買った。
わたしは特に上半身を注意されるので、上半身を強化したほうがいいかもしれない。