いつから書いてなかったかしら・・・
もう読み終えて本棚の奥へしまいこんだものもあるので
記憶にある分だけ記すなり。
「動物のぞき」(幸田文さん))
♪動物園というのはいつの時代でも面白いものだ。
幸田さんの独特の視点、それからそれぞれの動物に対して、まるで人に対して
接するかのような心がとてもやさしくて人柄のうかがえる本だった。
上野動物園に久しぶりに行ってみたくなった。
「サルでもできる料理教室②」(清水ちなみandOL委員会)
♪気の向くままにページを開いて、読む。作った気になってしまう。
冷蔵庫のあり合わせで何か1品というときのお役立ち本。
「極め道」(三浦しおんさん)
♪同世代の女性、ということやちょっと自堕落な感じのところ、似ている。
勝手に親近感を覚え、通勤時のおともに。
「風俗嬢 菜摘ひかるの性的冒険」(菜摘ひかるさん)
♪偏見を持たずに読むと面白い。きっと文才もあるんだと思う。
人はそれぞれに得意分野があり、それがわかっていて天職と思えれば幸せ。
自分にも相手(お客さん)にも!と思った。
「さまよえる刃」(東野圭吾さん)
♪ぞくぞくした。平凡といえる日常を送っている人たちが、ちょっとしたことで
被害者になったり犯罪者になったりする。その立場に立ったときに、
どう振舞うか?人として・・・考え込んでしまった。
「眠りの森」(東野圭吾さん)
♪この人のストーリーは単に犯人探しを楽しむ、だけではないところ。
どんな登場人物にもそれぞれ「心」があり喜びや葛藤や苦悶がある・・・ということを
さりげなく織り交ぜるところだと思う。恋心ありのミステリー、いいなぁ!
「天使の耳」」(東野圭吾さん)
♪あっという間に(通勤の往復1日)で終わってしまった。連作短編集。
主に交通事故を題材にしているけれど、人の負った傷は身体だけではなく心であることが
いかに多いか、そしてそれを癒すには相手にも思い知らせること・・・という心理が
描かれている。誰しもそういう心を持っている。
「美しき凶器」」(東野圭吾さん)
♪オリンピックイヤーのこの時期に読んだのでちょっと北京オリンピックについて
というか、オリンピックの今のやり方について考えさせられた一冊。
ドーピングというリスクを犯してまで欲しいメダル・・・。身体に多大な悪影響を及ぼすと
知っていても使ってしまう選手達。その周囲の人間。
オリンピック関係の本をもっと読みたくなった。この本もテンポが良くてもちろん面白かった。
「時生」(東野圭吾さん)
♪東野シリーズは続き・・・前々から読みたかった1冊。
親子の愛、なんて簡単な言葉で済まされない、ふかーい、ストーリーだった。
ちょっと非現実的ではあったけれど、「親になるということ」をしみじみ考えさせられた1冊。
「三崎日記」(いしいしんじさん)
♪ずっとほったらかしにしていた1冊。別に忘れていたわけではないけれど
いつでもとっかかれる1冊、としてタイミングを見計らって・・・今になった。
この本を読んでいる数日間、毎日お魚を食べた。それほどに彼の日記に出てくる
お魚料理の魅力的なことよ!将来三崎に住んでもいい!とまで思うほどに。
「ひなた」(吉田修一さん)
♪この人の本は淡々とストーリーが進むものが多いけれど
それでもいつも「何か」が心に残るのだ。
この本は、彼の作品の中でも特に好きな感じだった。家族や恋人たちが
みんなそれぞれ心に「何かしら」を秘めている。大きなことではないけれど
それはその人だけの「心に置いておくもの」だ。それを抱えて生きていく、のだと思った。
「恋の都」(三島由紀夫さん)
♪久々の昔の人(?)の本。
いーなー、この文体と気取った人々。戦後の混乱の時代にこんな風に
色恋にかまけ、のらりくらりと生きていけるのならその時代に生まれてもよかったかも(?)
そろそろ各社「夏の本」を打ち出してくるころ。
まだ読んでいない所謂「名作」のなんと多いことよ!
今年の夏は古典を攻めようかな~