いよいよイタリアに上陸ぅ
ほとんど下調べ無しで乗り込んだので買物して終わりかな?って思ってた。

正確にはイタリアじゃないんだけど、モナコ公国が世界で2番目に小さい国なら、世界一小さい国ヴァティカン市国に行かん訳にはいかんね。サン・ピエトロ寺院
サン・ピエトロ広場2







サン・ピエトロ寺院2 いやいや、なんと凄いところへ来たもんだ。マジでカトリックに入信しようかと思ったわ。
サン・ピエトロ寺院(写真左)の前にあるサン・ピエトロ広場(写真右)は30万人収容出来る広さで、中心にオベリスク と言って、もともとカリグラ帝が西暦37年にエジプトから運ばせたもので、その後16世紀中頃に聖ペテロが逆さ十字にかけられた場所とされるこの場所へ移設されたみたい。両脇に長さ240メートルの半円状に回廊があり綺麗に並んだ柱(高さ13メートル)が建っている。合計284本あるらしい。その上に立っているのが歴代の法王像(140人おるらしい)。オベリスクをちょうど手のひらで包み込むようなイメージで建てられてる。

厳重なセキュリティチェックを受けてから、いよいよ寺院の中に入ったぞー
聖なる扉 入り口右手に聖年(2000年)にのみ開かれる「聖なる扉」があった。もう二度と開くことがないのだろうか?と思った。
そして聖堂の中にはミケランジェロ 作のピエタ像ベルニーニ 作のブロンズ天蓋や聖ペテロの椅子などがあり圧巻の一言やったね。







地下には歴代法王のお墓があるんだが人だかりになっているお墓があった。そう。去年亡くなったヨハネ・パウロ2世 のお墓だった。
ヨハネさんのお墓 印象的だったのは若い女性信者の人達がその場を離れることをしないで泣いていた。
とりあえず宗派は気にせず日本風に合掌して冥福を祈った。



その後、近くにあるサンタンジェロ城 をチラっと見学して来た。これで半日はあっという間に過ぎた。
サンタンジェロ城 サン・ピエトロ寺院を見た後なのでそんなに感動はしなかったが立派な建物でした。
ちなみに、サン・ピエトロ寺院が歴代法王を祭ってあるのに対して、サンタンジェロ城は歴代国王(カラカラ帝まで?)の霊廟として作られたみたい。サン・ピエトロ大聖堂とは地下の秘密通路で繋がっているみたい。
後は要塞として使用されたみたいです。城のいたるところに銃や大砲が撃てるような穴が開いてた。