カンボジア初日のつづきで~す

まぁ、やっとの思いで日本語ガイドを手配し、いよいよ遺跡回りに出発でーす

前回のブログで出てきた(ホテルチェックインに貢献した)運転手さんは、本日チャーターした車のオーナーでした。(タクシー会社の従業員で、空港~ホテルの送迎だけだと思っていた)
カンボジアの観光ツアーのしくみは、車代+ガイド代=支払うお金だそうです。
だから、空港でツアーを申し込むと、手配手数料+車代+ガイド代となるため割高だそうです。
よって、シェムリアップを訪れる際は、ホテルに頼むか、タクシー運転手に直接交渉すれば安く済むそうです。
ちなみに、車代は市内Full-Dayで20$~30$、市外Full-Dayで30$~40$です。日本語ガイドはHalf-Day15$、Full-Day25$だそうです。日本人ガイドだとその倍だそうです。
その他、アンコール遺跡群に入るためには、1日20$いります。3日券だと写真付で40$。
また、帰りの空港使用税が25$いるので、VISA代20$も合わせると、確実に宿泊代より高くなります。変な感じだよねぇ。
ま、これらのお金で空港や遺跡が維持出来るなら是非とも貢献しますよ!という気持ち。
今日の観光は最高でした。すべて、いいメンバで観光が出来ました

オレの英語交渉力のなさで、空港で45$払ったり、本当はいい運転手さんなのに、疑ったりした分を差し引いて95点ってところでしょうか。
各遺跡の写真や出来事は詳細編をご覧下されぇぇぇ

●ホテル⇒アンコールトム●
まず、アンコールトムへ向かった。アンコールトムは日本でいう都です。平城京や平安京と同じようなものと思って下さい。名前からもわかります。アンコール=町、トム=大きい、を意味するみたいね。時代はちょうど鎌倉時代あたり、作った人はジャヤヴァルマン7世。これくらいは覚えておこう。(オレも復習して覚えました)
これは南大門に向かう道、向かって左側に神、右側に阿修羅の像が54体ずつあります。どちらも巨大なヘビを抱え引っ張り合ってるみたい。
像の顔がよく盗難に合うらしい。顔を壊すと車3台分くらいの修理費を請求されるらしく、触らないように。とガイドさんが言っていた。
これがアンコールトムの中核で有名なバイヨン(寺院)です。神々が住むとされる「メール山」を模したものらしい。
「世界の中心」という意味も込められてるらしいので、「誰か助けてください!」か「好きだー!」と愛を叫んでくればよかった。と、ちょっと後悔。
バイヨンの回廊の壁には、当時の様子を刻んだレリーフがそこらじゅうにたくさんある。これは確か、水上戦闘の様子が描かれたレリーフだったような覚えがある。
(ちなみにオレがかぶってる帽子は2$でその辺の売り子さんから買いました)
●アンコールトム⇒タプロム●
アンコールトムの勝利の門を抜け、そこから出てるヴィクトリーロード(オレが勝手につけた)を走り、一路タプロムへ向かった。社中では日本語ガイドさんの恋愛論や価値観を語ってもらった。
彼は23歳、彼女いない歴23年、年上好み。女性は、160cm、60kgくらいのぽっちゃり型がお好きのようでした。カンボジア人女性は結婚すると必ず家に入り働くことはない。その分男が稼がなければいけないので中々結婚出来ない。結婚前の同棲生活は法律で強く禁じられている(バイクや車の運転免許はなく、いつでも誰でも運転出来る国なのに、同棲は禁止らしい・・・)ので、結婚してからこんな人じゃなかったと後悔して離婚するケースが多いとも言っていた。観光地に来てるのに、何話してるねん。って感じやね(笑 そうこうしてるうちに目的地(タプロム)に着きました!
タプロムは、さっき出てきたジャヤヴァルマン7世が立てた寺院です。母親の霊を祭ったと言われてます。ここの特徴は、7割以上が倒壊してるが、発見された時のまま残されている部分が殆どなので、ともて幻想的でした。特に有名なのは、遺跡に木の根っこが絡みついている部分。
これには感動したねー。
ここで復習。ジャヤヴァルマン7世が建てた有名な都城は何ですか? わかるよね?
「アンコールトム」でしたね。
●食事●
タプロムを回り終えたくらいでちょうどお腹が減ってきた。食事はもちろんガイドさんに頼んでお勧めのところに連れて行ってもらった。アンコールワット近辺にある、いかにもカンボジアという食堂風の店だった。そこでは、カンボジア料理とアンコールビールを飲みました!カンボジア料理はタイ料理と殆ど同じ味付けらしいが、タイよりは甘めの設定らしい。オレはこの食堂の料理が一番美味しかったような気がする。もちろん、オリエンタルバンコクのコース料理も旨かったけど。
ハエその他が飛んでこなければとてもいいのだが、それはカンボジアでは不可能でしょうな。
ココで2ヶ所蚊に刺されました。チックショー!!!
食事の後、お土産屋(本日1回目)によってもらい、一旦ホテルへ。。。
また15時にPick up に来てくれるそうです。(何でもカンボジア人はお昼休みは2時間取る習慣だそうです)
●いざアンコールワットへ●
いよいよ、アンコールワットへ突入です。ここでも豆知識を書いておきます。アンコール=町、ワット=寺院、という意味です。町のお寺って意味?
スーリヤヴァルマン2世(1113年~)によって30年の歳月をかけて作られたもの。アンコールトムは都(都城)であるのに対して、アンコールワットは西向き(死の方角)に建っているので、お墓(日本でいう古墳)とされている。とガイドが言っていた。
まず、500m以上もある参道に驚く、その先にそびえる塔が見える。ドラクエでいうと最後の神殿に続く長い道って感じやね。
お壕の外から取ったアンコールワットです。遥か彼方やね。
でも、今からあの塔のてっぺんまで行くんですよ。
ワクワクするねぇ。。。この時点では疲れは忘れてました。
お壕を越えて西塔門を超えたあたりです。
500m先にそびえ建つ塔が見えてきました。
ココは参道を半分くらいまで来て左側へそれたあたり。
喉が渇いたので水を買いました。
さぁ、いよいよ塔に登るぞー。
こんな急な階段を登る必要があるのです。
2週間前に韓国からの観光客が転落して死んだらしい。サラッとガイドさんが言ってましたので日常茶飯事なのだろうか?
とりあえず、下を見ると怖いのでひたすら登りました!!
登り終えて地点から下を撮ってみました。
そら、落ちたら死ぬわな・・・。
●バケン山●
アンコールワット近くにある75mほどの小高い山です。ここではアンコールワットやアンコールトムを見渡せるので、日の出、夕日の観光スポットとなっているみたいです。
今回、ココに着いた時にはクタクタのクタクタでした。でも、登ってください!みたいな雰囲気だったので頑張って登ってみた。10分くらいの山道(といっても、直線で険しい)を登りきった時は、しゃべる気になれないくらい息切れしてた・・・。
ガイドさんは、革靴でステップ踏みながら小走りで登っていた。信じられん・・・。
ちなみに、象さんをチャーターして登ることも出来る(15$/人)このとき、所持金7$の為象さんは断念した。
写真じゃわからないが、結構急な坂道。
人も多いし、岩も突き出してるので転ぶと大怪我です。
必ず、登る前に水を買っておいたほうが体の為。
この象さんの背中についてカゴみたいなのに乗れる。
この日は残念ながら夕日は見えなかったが、遺跡全体を見渡せたので気持ちよかった。ベストシーズンは12月、1月らしい。
今度は夕日と朝日を拝みたいと思う。
さ、これで、今日の観光は終わりました。。。
クッタクタになったが、とても刺激的であり、幻想的、神秘的であり、いい経験が出来たと思う。