中学校に入学した頃の話をしたいと思います。


中学校時代の嫌な思い出といえば入学時に入ってきた担任の教師。ヤクザみたいな髭を生やして丸坊主頭、ファッションもアロハシャツ、喪服と正にヤクザそのものでした。担当教科は数学で、忘れ物をしたただけでも手を出したり、問題が分からなかった子にも「バカアホボケカス死ね」と罵声を浴びせていました。さらに担任の暴挙はエスカレートし、数学の授業開始1週間後には竹刀を持ち込んで来ました。担任のあまりの怖さに皆静かに授業を受けていましたが、私が数学の授業をサボってしまい、それが原因でサボる生徒が続出しました。ついに私は担任の教師を追放する署名運動を行い多くの生徒が賛同してくれたくさんの署名が集まり校長室に提出するも結果は拒否に終わりました。ついに私達は授業を1日中ボイコットする事にしました。朝は学校に着いてまずホームルーム。ホームルーム終了後は先生に見つからないように私服に着替えてこっそりと学校を抜け出す。朝は喫茶店で朝飯を取りその後漫画喫茶や古本屋で漫画を読む。昼は家に帰って昼飯を取る人もいればレストランや回転寿司屋で昼飯。午後はゲームセンターで遊んだり、映画を見に行ったり、友達の家に集合してゲームをしたりなどをして下校チャイムが鳴る前に学校に戻って帰りのホームルームをして家に帰るという時間を過ごしました。学校では「1年〇組の生徒数名が授業にいない」という理由で職員会議が開かれたそうです(学級委員談)。ボイコットは1か月近く続きました。担任の教師はついに大激怒し学校に残った6名ぐらいの生徒に「昼休みに探し出してこい」と命令しました。私たちはばれないように紛装をしていました。ボイコット中に一人の生徒がピンポンダッシュを考案、面白そうなのでやってみる事にしました。たまたまピンポンダッシュした所がヤクザの家という事も知らずにパニックになった事も。ピンポンダッシュが続くと担任は空き時間に捜索に出ました。ピンポンダッシュがついに見つかって追いかけられた所を担任に見つかってしまいボイコットメンバーとボイコットメンバーの親が校長室に呼び出される始末に。ボイコットメンバーは全員げんこつを喰らいました。担任も「なぜこんな事をしたんだ!!」と怒り私は「先生のやり方はおかしい、だから授業が面白くないんだ」と言うと担任はついに大激怒。その後のホームルームはかなり長くなり私たちボイコットメンバーは居残り授業を受ける始末に。どうでもいい問題を延々とやらされ家に帰ったのは夜の7時になった事もありました。その後の数学の授業は全員参加しましたが、保護者や校長先生が観察に来る事も何度かありました。その後も私とこの教師とのやりとりで武勇伝が何度か生まれました。


この続きはまた明日。