時代というのは、立ち止まらずに進んでいく。

その流れていく時代の中で、その歴史は変わらない。

人はどのように生きたのか?

自分はどのように生きたのか?

今があるからこそ、私達がいる。

私たちがいるからこそ今を生きる。

自由な人生を歩めたのは親のおかげ。

私達は何度生まれ変わったのか前世はどんな風に生きたのか

何も知らない。


私の家は、百姓という身分だったが、昔は決して楽な生活ではなかった。

私の曽祖父、祖父、父の代を考えてみる。

長男が続いたので、無理やり継がされたと思う。

農業の仕事を嫌々継がされてきた父の先祖達。

しかし、父は私達に跡を継げとは言わなかった。


「自分が幸せに生きろ」


と父から言われた言葉。

長年受け継いできた血筋が絶える

別にどうでもいい事だと思う。

家が終わるのは悪い事ではない。

歴史というドラマが終わっても

私達がいたという事は永遠に地球に証となって残される。