2011年6月、現代よさこいの生みの親、国友須賀氏がご逝去されました。
国友氏は高知県黒潮町の出身で、父親は戦前には軍医、戦後には獣医をしたが、父親が亡くなり仕立屋で働く母親が育てたそうです。
中村高校在学中は演劇部に所属、大学時代に演劇を学び劇団四季に入団、退団後には芸能界で桜田淳子氏のバックダンサー、モデル、女優として活躍しました。
高校時代の友人と結婚し、高知へ帰郷し「スガジャズダンススタジオ」を創設し数多くのチームの振り付けを担当しました。
国友氏が出場当初から振り付けを担当したチーム、「セントラルグループ踊り子隊」。
セントラルグループは本祭でよさこい大賞、金賞、銀賞など数多くの賞を受賞してきたが、2002年以降からよさこいに出場しなくなってきました。今年行われた国友須賀氏のお別れ会で、セントラルのよさこい仲間が集結し「もう一度だけあの時の踊りをやりたい」という事で今年の前夜祭で復活しました。国友氏が振り付けを担当したセントラルグループの1994年 第41回よさこい祭り前夜祭でグランプリを受賞した時の踊りを完全再現しました。
国友氏のご冥福をお祈り申し上げます。