台風はなんとか四国に上陸しませんでした。
高校3年生、デブポコは県外の大学進学を決意した。
大学受験に目指して必死で勉強を頑張った。
ある日、デブポコが、ギターの雑誌を見つけた。
「父ちゃん、このギター欲しい、買ってくれない??」
親父は
「うん、買ってあげよう、しかし条件が1つある」
その条件とは
「大学に合格する事だな」
大学合格を目指して1年間必死に勉強した
大学受験を受けた、・・・が しかし!!
デブポコの番号はなかった。
「な、なに~~!?」
親父は
「残念だったな、これが最後だぞ。来年は絶対に合格しろよ、来年落ちたらギターはもうなしだからな」
デブポコは必死に猛勉強をした
1年間休まず必死に勉強をした。
翌年の受験発表当日
デブポコは不安な表情で合格発表へ向った
合格発表、デブポコは名前を探すが
翌年もデブポコの番号はなかった・・・・
デブポコは泣きながら高知へ戻った・・・
「父ちゃん、また落ちてしもうた」
父はそれを聞いて口が開かなかった。
しばらくして、
「お前、もう大学受験は諦めたらどうだ??」
「俺は大学に行きたいんや、お父ちゃんもう1回受けさせてくれ、これが本当に最後やき」
父を説得し、再び大学受験を受ける事にした。
翌年の合格発表当日
「もうほんまに嫌や~、たぶん不合格やろ~」
と、その時!!
あった~!
大学受験に合格する事ができた
父の元へ報告に行く
「よかったなあ、お前はやればできる、おめでとう!! 約束通りギター買ってやるよ」
父が買ってくれたギターを持って県外へ旅立つ
親離れするのは寂しかった。
そして、大学生時代~就職まで続く。