我々夫婦は、お互いボランティア結婚である。かつて、お互い結婚相手など見付からなかったであろう。


まー、夫の方が一般的に見ればマシには見えたかも知れないねぇ。(私は家庭環境キチガイのお膳立てなしの引きこもり気味)でも、暴れ馬と結婚してれば、ヒヒ〜ンと猛スピードで逃げられたであろう。


私は、過酷な実家生活や学校生活、パート生活を耐えて来たもんだから、イカレポンチには免疫があったのだ。


何の取り柄もないもんだから、結婚前から、自我も抑えて、優しい女を長年やっていました。


社宅に入ったら、早朝に起きて朝ご飯、弁当、ゴミ出し、アイロンも前日にかけて、尽くしていました。


ちなみに、給料は渡されていません。足りない物は自分の貯金で近くのスーパーで買い足していました。


甘やかすと図々しくなるのは、人間の性分でしょうねえ。今までも、散々、そんな人間の被害に遭って来ました。まあ、夫も図々しい人間の種類でした。


社宅の他の母ちゃん、出勤早いから、朝起きてねえのよ。朝も昼も用意してねえんだって。アイロンって何?って言われたよ。


ゴミ出しの時、他の旦那さん、みんな出してたよ。私は、毎回、ゴミを持ったよその旦那さんと鉢合わせるのよ。


あげく、僻地に住んでる夫の両親からは、「駄目だよ~、朝ちゃんと起きて、温かいご飯出して送り出さないとお。旦那さんのおかげで生活出来るんだから」

と、気持ちの悪い顔で説教されました。


おい、社宅のブスい嫁、みんな寝てんぞ?と思いました。