その言葉を聞いた時、「えっ・・・」っと
思ってしまって頭が真っ白になりながらも
私は口を開いた
「けど終電乗らなかったら、
帰りどうするの?」
「うーん、タクシーで帰ろうかなって。
せっかくこうやって楽しい時間を
過ごせてるわけだし、マサルさんと
まだ話がしたいから。」
「そっか、分かった。
じゃーまだ飲みながら喋ろうか。」
「うんうん」
本当に幸せな時間でした。
そして話は盛り上がり
「なんで、マサルさんは私の事を
菜々子って呼ばないの?」
「いやだって、それはなかなか
呼び捨てできないって。」
「けど私は呼び捨てしてほしいの。
だから今してみて」
「いやちょっと照れるって…」
「あー、私の事嫌いなんだ。
だから呼べないんだ…」
「そんな事ないって、
じゃー呼ぶよ。
菜々子…」
「ふふ、嬉しいな~
今度からはちゃんと
菜々子って呼んでよね♪」
なんだろう、この展開…。
もう俺は幸せだよ、
こんな展開なんて想像してなかったな~
「そういえば、マサルさんは
一人暮らしだよね?
自炊とかしてるの?」
「うーん、料理出来ないし
今はただでさえ毎日忙しいし
だからレトルトとか惣菜とかが
多いかね。
菜々子は、料理得意なの?」
一応頑張って呼び捨てしてみました。
呼びながらかなりドキドキしていました。
「うん、私こうみえても結構出来るよ。」
「へぇー、なにが得意なの?」
「ハンバーグかな、
けど他にもいろいろ出来るし
本を見たら基本的に何でも出来るかな。」
「そうなんだ」
「反応薄くない?信じてないでしょ?」
「いや信じてるって」
「いーや、信じてないって。
今度マサルさんの家に
私が料理作りに行くからね、いい?」