今日は外食をしたんです。ランチに駅前のインドカレー店に入りました。もともとインドカレーは大好きなので初めて訪れたお店が楽しみでした。店はもちろんインド人が調理していて中に入ると、店内はとても狭く古いお店でした。

 客は2人、1人は仕事中のランチで来ている女性。もう1人はカレーと手帳をテーブルの上に置いたまま姿がありません。私は席についてカレーを注文すると、ちょうどトイレに行きたかったので、トイレに行きましたが誰かが入っているようです。よくよく考えれば席を外している1人の客だったようです。注文したカレーがテーブルに運ばれて、食べ始めるとトイレから1人の男性が出てきました。年齢は50歳位で体型は太っていて大柄でメガネをかけていました。私のテーブルの前を通るときに、私の顔をやけにじっくり見て笑顔でこんにちはと言われたので、私も会釈して声で「こんにちは」と小声で返しました。

 席に座ったその男性客はもう1人の女性客に突然英語で話しかけます。女性客は間違いなく日本人のようでしたが、びっくりしながらも片言の英語で何とか一言二言返していました。外見で人を判断してはいけないのですが、正直ちょっと怖い、、、と感じてしまったのですが、どうもこの男性客はとにかく人と話したいようでした。女性客が店を出ると、今度はインド人の店員に流暢な英語で話しかけていました。インド人が英語ができる事もすごいと思いましたが、、、。その男性客はいったいどこの誰だろう?日系のアメリカ人なのかなぁと予想したりしながら、、、。

 私もカレーを食べ終わったので席を立ってレジに向かうと、その男性客がわざわざ立って私に話しかけます。英語で話しかけてきたので、とっさに一生懸命の英語で答えました。その男性は自分は中国人だと言って名刺を渡してくれました。そして、おぼつかない日本語で「私日本人の友達1番、中国人の友達2番」と言って精一杯の賞賛を送ってくれたように感じました。私は照れ笑いをしながら「サンキュー」と言って返すのが精一杯でした。名刺いただいたお返しに私の名前を教えし、ノートに名前を書いてお別れして店を出ました。私が英語を話せれば、もっと自分の気持ちを伝えたかったと後悔しました(笑)。

 実は今日は休日でしたが朝から気分がすぐれませんでした。仕事のことで悩んでいて、モチベーションがわかず。そんな事は今までにもありましたが、なんとなく今の職場でずっと頑張ってきました。

 家に帰ってから、その中国人男性のことを思い出しました。おそらくビジネスではるばる日本に来て、一生懸命出会った人に声をかけて友達になろうとする姿を見て、尊敬の念を持ちました。自国を離れて、遥か遠い土地で仕事をしていくこと、その中で頑張っている、、、。中国人男性を見て勇敢だと思った自分は、自らの思慮の狭さを恥じました(笑)。世界には色々な人がいてそれぞれに生きている。

 今日の私の気持ちはブルーで悶々としていましたが、その中国人を見てなんとなく自分の将来はもっと世界が広がっていて、いろんな人と出会うことができるのではないかと。自分の人生の可能性を感じるというか信じることのできる出会いでした。自分が本当に転職するときは、もしくは新しいことに挑戦するときは、この中国人のことを思い出して飛び出していきたいと思います。ちなみに小さな古いお店のカレーは絶品でした。過去のインドカレー店で1位2位を争うほどの美味しさでした。また行きます。今日出会った中国人男性に感謝です。謝々。