先週の日曜、午後から4時間ほどの外出予定であったため、「帰る」と言う母に、
「出かけるから、夕方帰るまで待っていて・・・」とお願いした。
しばらくして「帰る。娘から留守番を頼まれているので・・・」と言い出した。困った。
「ここが家だから、ここで待っていて・・・」と頼んだが、「娘から頼まれている・・・」と言って聞かない。
「娘は、私・・・」と言っても「違う・・・」と言って聞かない。いよいよ来たか。完全に忘れられる時が。
兄に頼んで、外出し、はやめに帰った時は、「おかえり」と言ってくれてほっとした。
ちょっとした勘違いはあったが、ここまではっきり娘ではない・・・と言われたことはない。ちょっとショックだったが仕方ないのでしょう。寂しい思いをされているのは皆さんと一緒です。改めて感じました。
母にとって、私が思い出に変わるまで・・・いや、思い出に変わっても、私は、娘であり続けていたい。