我が家は、昔ながらの木造一軒家です。

 

床下は高く、縁側から降りるのが少々危ない。大きな石の上に乗って、外に出ています。ケアマネに相談し、今日、介護用品業者さんと一緒に来て頂き、レンタル手すりを設置して頂いた。

 

喜んでくれるかと思ったが、ケアマネと業者さんに「持って帰ってくれ!!」と相当お怒り。

 

まあ、まあ・・・と宥め、とりあえず帰って頂いた。

 

怒りが収まらない母は、石の上に置いてある50キロ以上もある手すりを押し落とそうとしたため、慌てて下へ下した。

 

そして、石の下に設置したら、すんなり納得してくれた。なんだ。

 

お気に入りの縁側の下の大きな石に上に置いたのが駄目だったようだ。庭を眺めるのが好きな母にとっては、許せなかったのだろう。

 

夕方、民生員さんが、様子を見に来られたので、ちょっと相談した。

 

「そこまで、大袈裟にしなくても、ちょっとした手すりを付ければ・・・」とアドバイス。

「でも、それは自分が言ったから・・・ではなく、自分で考えてね。」とも言われました、ちょっと考えてみます。

 

レンタル手すりは、お試し期間だしだから、支払はまだ発生していないし・・・。

 

ちょっとした手すり・・・・。いいかもです。母に納得して頂くことは、とても大事なことだったのかもしれません。

 

母が安全であれば・・・・だけの思いが強すぎて母の気持ちを考えることを忘れていました。

 

母からしてみれば、余計なお世話という気持ちで、気持ち良く手すりを使うことなく、怪我した本末転倒ですね。