麻阿
「そしてね!ジュリちゃんのパパの部長さん
用事が あるので帰っちゃって お寿司屋さんの
大将に また今度 お客さんの接待で来るから
その時は領収書付きの経費にするから
今回の分とは別にして 課長になった井上君への
御祝いだから後で 自費で払うって」

麻阿父
「孝憲ちゃんの部長さんって立派だな!」
「麻阿ちゃん その後 知りたいな?」

麻阿
「パパさん とても お寿司が美味しかったから
今度 部下になった人に ご馳走したんだって!」
「そしたら その時はカナダ人の職人さんが
目の前で握ってくれたんだけど 大将と
腕前が区別出来ないくらい美味しかったんだって」

「そしたら部下の人がジュリちゃんのパパの
支払いが気になったので『井上課長 今日は
たくさん頂戴しました』って挨拶を丁寧にして
部下の人達だけで飲みに行っちゃったみたいなんだって!」

麻阿父
「判るなぁ! お父しゃんも上司とじゃ気を使って
若い頃は おんなじ事 みんなでしてたんだよ!」

麻阿
「へぇ会社の人付き合いって難しいんだにゃあ!」

「お父しゃん それでね ジュリちゃんのパパ
お支払をしようとして『いくら』ってカナダ人の
職人さんに聞いたら イクラ握られちゃったんだって」
「だから 英語で『How much』って聞いたら
『お客さん 今日は切らしてるんで鰤握りますね!』って また お寿司 出されたんだって」

麻阿父
「コントみたいだね(笑)」

麻阿
「それでジュリちゃんのパパ 困って『おあいそ』って言ったら カナダ人の職人さんが『お客さん その日本語 間違ってますよ! 本来は店側が 愛想尽かしの様ですが が って言うんですよ! だから お客さんは お会計!って言ってもらえばいいんですよ!』って言われたんだって」
「幸いにも料金は 思ったほど高くなかったんだけど
ジュリちゃんのパパ お家に帰って来て 涙 流して
悔しそうにしてたんだって!」

麻阿父
「孝憲ちゃん  からかわれたな? 今度 ひやかしてやるから ジュリちゃんから孝憲ちゃんに 麻阿父先輩が
ちょっとお願いしたい事があるって言ってもらえるかな?」

麻阿
「うん 判った! ジュリちゃんのパパにもNTTの事
知っててもらった方が いいわよね!」



ハハハ「他人の不幸は蜜の味」

孝憲ちゃんは そんな事で俺と縁が切れないくらい

少年野球で 練習したから大丈夫(笑)

でも孝憲ちゃんの会社は 地域じゃあ有名企業

そこの課長かぁ? まぁ高卒で就職したんだから

51歳で 課長なら 大したもんだなぁ!


それに 引き替え オレは・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっぱり 孝憲ちゃん からかっても オレの方が

惨めだな(泣)