読み終わりました!
グラスホッパー。
映画化にもなり、映画はDVDで見てます。
原作と終わりが違う?みたいなコメントがあって、いつか原作も読んでみたいと思っていました。映画を見たせいか、登場人物は映画のキャストで再生されました笑
ところどころ原作とは異なるんですね。
読み終わったあと、原作と映画の違いを書かれてるサイトさんを見てて、そうだった!忘れてるわ!な所も結構ありました。
私の記憶力なんて所詮、こんなもの笑
グラスホッパー
伊坂幸太郎
殺し屋たちとそれに巻き込まれる人の物語。
奥さんをとあるバカ息子の運転する車に轢き殺された第一の主人公、鈴木。
相手を鬱状態にして自殺させるを専門にする殺し屋、第二の主人公、鯨。
自分の運命は実は岩西の操り人形なんじゃないかと思っているナイフ使いの殺し屋、第三の主人公、蝉。
そして、バカ息子を道路に押して殺した、押し屋の槿(あさがお)。
鈴木がバカ息子に復讐をする為に、バカ息子の会社、令嬢に社員として働いてるところから始まります。
追っているのか、追われているのか。
そして劇団の正体。
別々の視点から始まり、最終的には全員が少しずつ関わっていく。
人は昆虫に似ている。だってよ。
人が多くなればなるほど凶暴化するのだってよ。
映画では岩西が鯨に自殺するようにされた時、電話先の蝉に鯨がいる事を喋り、蝉は岩西の仇!みたいな感じに鯨と対峙するような感じだったような気がするけど、原作では違うのね。
岩西は鯨が来た事を告げなかったし、蝉は仇を討つ!ってわけじゃなくて、ただ少し岩西が居なかった時の自分を思い出せないよ、と実は心の奥では居なくなれと思いながらも岩西のこと大事だったんじゃないなかなぁと思わせられました。
お前はとっくに自由なんだ。
そうだね。操り人形なんかじゃない。
鈴木と槿ファミリーのとこもネタバラシのタイミングが映画と違いましたね。
そして、令嬢の社長が何者かに殺されたというものが、あー!マジか!ここで来るわけねと。
黄色と黒てはじめに言ってたし、蝉もスズメバチの方が強そうだと冒頭らへん言ってたわ。
まさかあの頭の弱そうな男女二人組が殺し屋、スズメバチだなんて。
最後もやっぱり違いました。
映画はなんか冷蔵庫開けてタイムカプセルだあ!みたいな事言ってはって、そんな期限とか大丈夫なん?と冷静なツッコミをしてしまいましたけど。
電車のホームで槿ファミリーやった劇団の健太郎と孝次郎の姿が。何かまた別の仕事だろうか。
その姿にほっとする鈴木。
手を振ろうとしたその時に列車が通り過ぎ、また別の列車が通り過ぎる。
「バカジャナイノー」
の声が聞こえて彼らの近くに行きたいと思う鈴木だが列車はなお通り過ぎている。
という終わり。
これね、私はほーこうな終わりなのねと思ってたんですがね。
他の方のコメントに、この列車がずっと通り過ぎている部分、実は夢なのでは?という見方もあり面白かったです。
鯨パートの時に、信号や列車らへんから幻聴に襲われるみたいな文があって、まさしくそこと掛けてあるのでは?と。
だからもしかしたら、この時2人を見た鈴木は現実ではなく夢なのかも。
それがいつからの幻聴なのかも分からないけれど、どこからが本当でどこまでが嘘なのか。
そんな作品でした。