続きです。
ところどころ端折っても、あの量になってしまいました。
他にもいろいろ話をしているうちに、
義母が来てから1時間が経とうとしていた。
ピロリロリン♪
義母の電話がなった。
相手は義父で、あとから義父もくることになった。
えっ
義父もここくるの
ﾋｨｰ
ﾋｨｰ30分後、義父が到着。
義父は部屋の中に入って私をみるなり、
義父「すいませんでした。本当にすいませんでした」
土下座 orz
DO・GE・ZA!!!
義父の声は、震えていた。
65歳を過ぎた義父が、アラサーに土下座している。
なんという光景だろうか…
そんな義父の姿を見て、義母が感極まって口元を押さえた
立っていたままの私だったが、義父を見下ろしていることなど出来るはずもなく、すぐに正座して
「お義父さん、顔をあげてください。いいですから…。」
そう言うことしかできなかった。
元妻に土下座している父、
それを見て号泣している母、
そんな両親の姿を見て、元夫はどう思ったのだろう。
貝のように口を閉ざし、
口をへの字にし、
ふてくされたように
椅子にひじをついて座る元夫。
実の親がこれだけのことをしているのに？
これほどの修羅場を迎えているのに？
この男には何も、
私たちのどんな言葉も、
どんな思いも、
まったく届いていない気がした