’90年代私的BEST NO,2
JUDAS PRIEST 「PAINKILLER」
1990
初めて聴いたJUDASは85年頃、友人から借りた「復讐の叫び」。
確かにThe Hellion~Electric Eyeの流れや、続くRiding On The Windに
痺れるも、ヘヴィなメタルは当時勃発したスラッシュムーブメントのほうが
刺激的かつ同時代的で、その後の作品は聴いてはいたものの実はさほど
熱心ではなかった。
しかしそんな私でさえ、この首尾一貫のメタル経典「PAINKILLER」にひれ伏
したのはひとえにスコット・トラヴィスのドラムにある。なにごとかと思ったもんね
曲の流れも完璧で捨て曲ナシ。壮絶なVo、まさに美学なツインギターである
必然性。HM/HR内のサブジャンルとしてのヘヴィメタル最高傑作だと断言して
もいいのでは・・・。
のちに91年METALLICA「BLACK ALBUM」、NIRVANA「NEVER MIND」、SOUN
DGADEN「BADMOTORFINGER」、92年PANTERA「VULGAR DISPLAY~」など
の後のシーンに大きな影響を与えた作品が発表されることを考えると、90年に
「PAINKILLER」が発表されたというのは、メタル史にとって重要な意味がある。
本編ラストが「One Shot At Glory」~栄光への一撃~であったというのがドラマを
感じさせる。
