前回は、The sender が、ミス・コミュニケーションに、気がついた場合と、気がつかなかった場合について、ふれました。では、なぜ、ここで、ミス・コミュニケーションに、気がつくことが、必要なのでしょうか?
実は、The sender が、機能的なメッセージを送ってくれることによって、The receiver は、より良い考えをめぐらせることができるのです。The sender と、The receiver との単純な会話のやりとりのレベルが、建設的な議論のレベルにまで発展して、さらに、お互いを高め合うことができるのです。
では、The sender の次の言葉から、はじめましょう。The sender は、ミス・コミュニケーションに、気がつくと、The receiver に、言い換えさせてください、実例で表現させてください、気持ちの分かち合いについて、触れさせてください、といいます。
例としては、Maybe I should give some examples. のようにです。
それに対して、The receiver は、今何を議論したらよいのか、良いアイデアが浮かんできます。
例としては、Well, We have different ideas about that. Let's see how we arrived at them. のようにです。
さあ、このmeaning of words の第1回で、All women are wise. とか、Nothing is easy. としか言えなかったThe sender ですが、ここにきて、はじめて、自分を客観的に、見ることができるようになります。
All women are wise. は、Many people, at least the ones I have known, seem like that. のように、
Nothing is easy. は、This often happens to me, particularly at work. のように、相手に伝わるコミュニケーションが形成されるわけです。
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SCIENCE AND BEHAVIOR BOOKS, INC.