サティアは、心の傷を癒すためには、傷の痛みを感じている「今、ここで」の心の要求が、満たされることの必要性を訴えて、カウンセリングに応用していたと、考えられます。
ドン・ジャクソンや、ジェイ・ヘイリーが、家族療法における成果を、システムの変化にある、と、述べていたのに対して、サティアは、人間の成長と発展につながらなければ、意味のある変化とは言えないと、考えていました。
サティアは、感情を取り扱っていました。怒り、悲しみ、そのような負の感情がわきあがるときには、どうしたらよいのか、問い続けていました。そして、感情には、禁止されていたり、否定されていたりするものはなく、大切なのは、その感情を、どう表現するかということで、感情それ自体を、肯定しながら、けれど、それを破壊的な方法で表す権利は、誰も与えられてはいないのだと、主張します。
話は途切れますが、実は、マーストリヒト大学で借りていた『Conjoint family therapy』ですが、アマゾンUKで、購入しました。まだ、本は、届いていませんが、もうすぐ、届くと思います。
そこで、私は、技法とまでは、できませんが、この本を参考にしながら、いくつかの思考法について、触れたいと思っています。それは、心理学でよく知られていると、思います。
最後になりましたが、私も、サティアのような、システム論者をめざして、頑張ります。どうも、ありがとうございました。o(_ _*)o